吉岡いずみさん／今井優杏の「自動車美人」(2/2)

“イタフラ”には日本車やドイツ車にない魅力があるんです

206は免許を取って初めて買ったクルマだったんです。

私は免許を取ったタイミングが遅かったのですが、当時は周囲の友人が家やマンションを買ったりし始めていて。私には家が買えないので、自分の城が欲しいと思いついたときに真っ先に浮かんだのがクルマでした。

その思いつきは急なものだったんですが、すぐに免許を取りに行き、教習所に通っている最中に206を買ったんです。昔実家のそばに205に乗っていらした方がいて、見て以来、プジョーとシトロエンはお洒落イメージがあったんですよね。

206なら価格も大きさも手頃でしたし、一人で運転するのに大きなクルマは必要ないと思っていました。このサイズが私の生活に合ってるんですよ。

次に買うなら208が断然気になりますね。なぜだかやっぱりラテン車に目が行ってしまう（笑）

特に意識してラテンばかりが好きというわけではないですし、買うときは国産車も選択肢には入っているのですが、最後にはどうしても“イタフラ”が残ってしまいます。日本車やドイツ車にない魅力がそこにはあるんです。

人が乗っていないクルマに乗りたい、という自分のアマノジャクな性格も多大に影響してるとは思うんですけど（笑）。

今井優杏の「取材後記」

私もフィアット・バルケッタに乗るイタリア車乗りとして、非常に盛り上がった取材。

お互いの見解の一致は「イタリア車は案外エンジンが丈夫」ということでした。実はいずみさんもスパイダーで排気系の不調を抱えたことがあるそうですが、多少手荒に扱ってもエンジン自体はすごく元気！壊れそう、と躊躇していないで、どんどん乗ってもらいたいですよね！と話して下さいました。

ラテン系女子取材、とても楽しかったです！

吉岡いずみさんの、206と共に旅をするブログ

http://itchy.3rin.net/

（すっかり放置気味ですが、気長に見て下さいとのことでした（笑））