トヨタ C-HRに先行試乗! ハイブリッドと1.2ターボ、買いなのはどっち!?(2/3)

トヨタ C-HRに先行試乗! ハイブリッドと1.2ターボ、買いなのはどっち!?
<C-HR ”G”(1.8ハイブリッド/ボディカラー:ラディアントグリーンマイカ)>トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV)試乗レポート/国沢光宏 <C-HR ”G”(1.8ハイブリッド/ボディカラー:ラディアントグリーンマイカ)>トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV)試乗レポート/国沢光宏 <C-HR ”S-T”(1.2ターボ/ボディカラー:メタルストリームメタリック)>トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV)試乗レポート/国沢光宏 トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV/2016年末発売予定)試乗レポート/国沢光宏 <C-HR ”S-T”(1.2ターボ/ボディカラー:メタルストリームメタリック)>トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV)試乗レポート/国沢光宏 トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV/2016年末発売予定)試乗レポート/国沢光宏 トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV/2016年末発売予定)試乗レポート/国沢光宏 <C-HR ”G”(1.8ハイブリッド/ボディカラー:ラディアントグリーンマイカ)>トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV)試乗レポート/国沢光宏 <C-HR ”G”(1.8ハイブリッド/ボディカラー:ラディアントグリーンマイカ)>トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV)試乗レポート/国沢光宏 <C-HR ”S-T”(1.2ターボ/ボディカラー:メタルストリームメタリック)>トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV)試乗レポート/国沢光宏 トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV/2016年末発売予定)試乗レポート/国沢光宏 画像ギャラリーはこちら

新型プリウスよりも進化を遂げている新開発プラットフォーム“TNGA”

トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV/2016年末発売予定)試乗レポート/国沢光宏

ともあれ、Dレンジをセレクトして走り出すと・・・C-HR、クルマの「しっかり感」が新型プリウスと全く違う。シャシーもプリウスと同じ新開発のプラットフォーム“TNGA”(Toyota New Global Architecture)なのだけれど、全くの別物という雰囲気。

発売前の“お披露目”に、過酷なことで知られるニュルブルクリンク24時間耐久レースを選んだほどなので、走りの性能を徹底的に追求したということなんだろう。

SACHS製ダンパーが生み出す欧州車基準の上質な乗り心地

<C-HR ”S-T”(1.2ターボ/ボディカラー:メタルストリームメタリック)>トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV)試乗レポート/国沢光宏<C-HR ”G”(1.8ハイブリッド/ボディカラー:ラディアントグリーンマイカ)>トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV)試乗レポート/国沢光宏

C-HRのダンパーには、トルコ工場製のSACHS(ザックス)が採用されている。

最近トヨタ86などに採用され、日本での知名度も上がってきたザックスは、世界で最も優れた技術力を持つダンパーメーカーとして知られる。その実力はメルセデス・ベンツやBMWなど世界の高級ブランドの多くが採用していることからも明らか。

ただ86が使っているザックスは韓国工場製で、欧州製と比べると乗り心地の質感で大きく劣っている傾向。BMWのような乗り心地というワケにはならない。

けれどC-HRに採用されているトルコ工場製のザックスに乗ると、欧州製と変わらない印象。しなやかに動き、ガッシリと車体の動きを押さえ込んでくれる。普通の道を普通に走っただけでも、一般的な日本車と大きく違うことがわかる。

TNGAの高い実力をザックスが引き出した

<C-HR ”G”(1.8ハイブリッド/ボディカラー:ラディアントグリーンマイカ)>トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV)試乗レポート/国沢光宏<C-HR ”G”(1.8ハイブリッド/ボディカラー:ラディアントグリーンマイカ)>トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV)試乗レポート/国沢光宏

さて、改めてTNGAの足回りを評価すると、なかなかでございます。特にリアのダブルウィッシュボーンはコストもキッチリかけており、本物の良さを持つ。

ただプリウスの場合、乗り心地を追求すべく柔らかい減衰力設定を選んだだめ(国産ダンパーで高い減衰力を出すと乗り心地がガタガタになる)、TNGAの良さを引き出せなかった。ザックスと組み合わせることにより、TNGAの真の実力を引き出せましたね。

C-HRの足回りなら、街中から高速道路、ワインディングロード全てで快適である。この点、四の五の書くよりも実車に乗っていただければハッキリ解ると思う。試乗車が配車されたらぜひ最寄りのディーラーでザックスの良さを味わっていただきたい。

意外なことに価格もプリウスとあまり変わらない模様。迷った末にC-HRを選ぶ人も多いんじゃなかろうか。実用性でプリウスに負けてるのはラゲッジスペースくらいか?

>>トヨタの新型SUV C-HR(市販予定モデル)を写真でチェック(画像130枚超)

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国沢 光宏
筆者国沢 光宏

1958年生まれ。ベストカーガイド編集部員を経て自動車評論家に。空気を全く読まず言いたいことを言い、書きたいことを書くので自動車メーカーから嫌われている。現在所有しているクルマは日産 リーフやトヨタ MIRAIなど多数。趣味はラリーに出場すること。人気のない(本人談)Webサイトを運営中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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