スズキが1年半振りに新型軽自動車を投入、大本命「新型ワゴンR」で勢い取り戻すか(1/2)
- 筆者: 国沢 光宏
「軽のスズキ」イメージ払拭へ普通車シフトしていたが
まもなく、スズキの主力軽自動車ワゴンRがフルモデルチェンジする。調べてみたらスズキの主力商品である軽自動車のフルモデルチェンジ&新型車は、2015年6月のラパン以来。何と1年半ぶり。スズキのような軽自動車をフルラインナップで揃えているメーカーとしては異例だ。低迷から抜け出せるだろうか?
ちなみに、昨年スズキは『イグニス』と『バレーノ』なる白ナンバーの普通車を新規車種として発売している。軽の新型車ゼロに対し、スズキの主力と思えない新型普通車を2車種も出したワケ。
ここから想像出来る通り、スズキとしては軽自動車に頼る一本足打法から抜け出そうとしていたのだった。
普通車市場にはまだスズキというブランドが確立できていない?
御存知の通り軽自動車市場は登録車を含む乗用車の販売シェアで40%に到達した後、低迷が始まる。
2016年の販売シェアを調べたら、すでに32%まで低下。しかもホンダや日産などブランドイメージの良いメーカーの参入により、スズキの“伸び代”は期待出来なくなってきた。
そんなことから普通車に注力したのだけれど、結果惨敗。スズキというブランドイメージ、普通車市場だと無いに等しい。ユーザーのショッピングリストにスズキの名前は上がらない、と言い換えれば解って頂けるだろうか。スズキが売っているのは「移動の道具としてのクルマ」なのである。
実際、イグニスに乗ると明らかに質感という点で厳しく、それでいて価格だって安くない。インドの工場で生産されるバレーノは、到底日本人が納得出来る仕上がりレベルに達しておらず。ドアを開けてシートに座っただけで「なんでこんなに安っぽいの?」と感じるほど。
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