スズキ ソリオバンディット 新型車解説(1/2)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:茂呂幸正
“ド迫力フェイス”のソリオ、「ソリオバンディット」が誕生!
「スズキ ソリオ」は2010年12月の発売以来、ミニバン感覚のコンパクトなハイトワゴンとして若いユーザーを中心に人気を集めてきた。
テレビCMに人気タレントのKAT-TUNを起用したことも、若いユーザーからの支持につながった。
中でも2011年11月に発売された特別仕様車の「ブラック&ホワイト」は、白と黒の2種類のボディカラーに白黒チェックのシート地を採用するなど、個性的なデザインを採用することで人気を獲得した。
そして今回、ブラック&ホワイトの成功を受けたスズキは2012年6月、クールなデザインを取り入れた新モデル「ソリオ バンディット」を追加してきたのだ。
なお、今回のバンディットの追加に合わせ、ソリオシリーズ全体の改良も図られている。
ミニバンのような厳ついフロントフェイスが与えられた「ソリオ バンディット」
「ソリオ バンディット」のエクステリアにおいては、フロントフェイスが斬新でアグレッシブなデザインとなっており、独特の存在感を放っているのが印象的だ。
特にアンダーグリルの開口部がチョイ悪な感じを与えるそのエクステリアは、明確に若者をターゲットとして絞り込んでいることが分かる。
また、ソリオバンディット専用にデザインされたディスチャージヘッドランプにはLEDポジションランプが内蔵され、鋭い眼光をイメージ。フロントグリルの上部にはメッキが、その下にはピアノブラックが採用され、ワイドな広がり感を与えるとともに、クールさも表現された。
同様に、バックドアのガーニッシュにもメッキとピアノブラックが採用され、リアバンパーに採用されたガーニッシュは安定感を表現している。そのほか、15インチのアルミホイールもバンディット専用にデザインされた。
ボディや基本メカニズムの部分は、従来からのソリオと変わらない。
全長と全幅を抑えたコンパクトなボディは取り回しに優れるとともに、高めの全高と合わせて広い室内空間が作られている。後席左右のスライドドアは、大きな開口部を持つと同時に低いステップ高によって優れた乗降性を確保している。
携帯リモコンによって操作が可能なパワースライドドアも標準で装備されている。
このほか、降車時にリモコンキーでドアロックすると自動でドアミラーを格納する「リモート格納ミラー」を採用したのを始め、防眩式ルームミラー、時間調整式フロン間欠ワイパーなどを新採用した。
キーレスプッシュスタートやオートライトは従来のソリオでも採用されている快適装備だ。
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