欧州生産の新型SUVがいよいよ日本で発売!「スズキ 新型エスクード」詳細解説(1/3)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:島村栄二
従来型は2.4リッター直列4気筒エンジンを搭載する後輪駆動ベースのオフロードSUVだったが、新型は1.6リッターを積んだ前輪駆動ベースのシティ派になる。両車の性格とサイズが大きく異なるため、新旧併売となった。
新型の車名は「エスクード」で、従来型を継続生産するタイプは「エスクード2.4」を名乗る。新旧併売は珍しいが、エスクードのように価格を含めてクルマの内容が大きく変わった場合は過去にも行われていた。古くは3代目の日産510型ブルーバードと610型ブルーバードU、近年では日産ラフェスタとラフェスタハイウェイスター、現行プリウスと2代目プリウスEXなどが新旧モデルを併売していた。
新型エスクードは、ハンガリーの「マジャールスズキ」で生産される世界戦略車だ。海外では「ビターラ」の名称で売られる。日本仕様もハンガリー製を輸入するから、位置付けはSX4・Sクロスに近い。
そして新型エスクードは、エンジンやプラットフォームもSX4・Sクロスと共通化している。ただし車両の性格は、シティ派のSX4・Sクロスよりもオフロード指向が強い。かつての日産車でいえば、デュアリスに相当するのがSX4・Sクロス、エクストレイルに相当するのが新型エスクードになる。そして継続生産されるエスクード2.4は、ボディとエンジンが大きくオフロード色もさらに強い。
新型エスクードのフロントマスクを見ると、ナンバープレートが収まるバンパー部分を台形にデザインするなど、エスクード2.4との共通性が見られる。
少し鋭角的でボディサイドは直線基調。このあたりもSX4・Sクロスと雰囲気が違うが、後ろ姿は良く似ている。
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