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イベントレポート 2010/7/20 15:05

全日本EVレース 現地レポート/桃田健史(1/2)

Text: 桃田 健史 Photo: 桃田健史
全日本EVレース 現地レポート/桃田健史

全日本EVレース 現地レポート

ギラギラ太陽、快晴の「海の日」、2010年7月19日。千葉県で日本の自動車史上、記念すべきイベントが開催された。その名は「全日本袖ヶ浦EV50kmレース大会」。

日本でついに、本格的な電気自動車レースが開幕したのだ。開催地は、昨年オープンしたばかりの千葉県「袖ヶ浦フォレストレースウェイ」(1周2.4km)だ。

今回のエントリーは、たったの9台。そのうち量産車クラスが、米ベンチャー・テスラ社の「ロードスター」が2台と三菱「i-MiEV」が4台。改造車クラスでは、ポルシェ 916EV、スバル ヴィヴィオEV、AE86 カローラEVが出走した。

テスラ2台とポルシェは、GTレースの大御所「チームタイサン」からのエントリーだ。

同チーム総監督の千葉泰常氏は、

「昨年の筑波EVフェスティバルで、916EVが見事完走した。当初、同車のリチウムイオン二次電池搭載を考え、日本の各電池メーカーと交渉したが、価格面が折り合わなかった。そこで今年に入ってから、テスラの米サンタモニカ店にあった、この車輌を購入した」という。

ドライバーはGTレースのベテラン、飯田章選手。「普通のレースカーとは全然違う雰囲気。熱対策を考えながら、クレバーに走らないといけない」と語る。

またもう一台のテスラは、中古車業/買取大手のガリバーが輸入した車輌を大阪の業者が買い取り、チームタイサンのドライバーである植田正幸選手が走行した。

三菱i-MiEVは、4台のうち3台が三菱自工本社が管轄する車輌。同車のプロモーションを兼ねての出走となった。

また、パリダカの覇者・増岡浩選手もチームの応援にかけつけた。「5年もすれば、EVが一気に普及するでしょう。それときょうは別の目的もあって・・・」(増岡氏)。

筆者は増岡氏を以前から知っているので、オフレコ話としていろいろ聞いた。どうやら、海外のダートレースで増岡氏自身がプロデュースするEVマシンで出場したいようだ。

その他会場では、ビレルパシフィック社による「EVカート試乗体験」が催された。これは、ミツバ社製のモーターと鉛蓄電池を搭載したモデルだ。

筆者も体験してみたが、マックスパワーから30%ほどデチューンして出力48KWのモーターではあるが、それでも迫力満点。「遊園地などでのユースを狙っている」(同社関係者)という。

また、コース上ではBMW MINI E(BMWジャパン)、トヨタS800EV(トヨタ東京自動車大学校)、S13シルビアEV(千葉県自動車総合大学校)のデモランも行われた。

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