SUV用スタッドレスを雪上テスト！ ヨコハマタイヤ[ice GUARD SUV G075] 試乗レポート(1/2)

YOKOHAMAアイスガードシリーズ初のSUV専用スタッドレスタイヤ

ヨコハマタイヤのSUV用スタッドレスタイヤが一新。[ice GUARD SUV G075](アイスガード エスユーヴィ ジーゼロナナゴ)となって2016年9月より発売を開始した。ice GUARDシリーズ初のSUV用スタッドレスタイヤ、従来モデル[ジオランダー I/T-S]との違い、そしてその特長とは。自動車評論家、国沢光宏さんのレポートでお届けします！

＞＞YOKOHAMA ice GUARD SUV G075 フォトギャラリー

相変わらずスタッドレスタイヤは「どれにしようか大いに迷う商品」の代表的な存在となっている。自動車メディアが比較テストを行わなくなって以降、客観的な数字も全く解らない。ユーザーの満足度を評価基準やPRに使うケースなどあるけれど、専門家や自動車メーカーの評価と全く違う。

参考までに、自動車メーカーが車両評価に使うスタッドレスタイヤをこっそりナイショで教えてもらうと、乗用車用はブリヂストンの[BLIZZAK VRX]かヨコハマタイヤの[ice GUARD](アイスガード)シリーズ。SUV用だと同じくヨコハマタイヤの[GEOLANDAR I/T-S](ジオランダー・アイティ・エス)を使っているケースが多いそうな。

従来モデル[ジオランダー I/T-S]ですらSUV用No.1だったけれど・・・

ということで今回試乗したのは、SUV用ice GUARDの新世代タイヤ、ヨコハマタイヤの[ice GUARD SUV G075]です。

従来品[GEOLANDAR I/T-S]ですら、SUV用のスタッドレスタイヤでNo1と言われていた。新型の方が良くなっていれば、間違いなくベストバイのスタッドレスタイヤということになる。

加えて今シーズン、他のメーカーの新製品は出ていない。そんなこんなで、自信を持ってプッシュ出来るスタッドレスタイヤということ。

果たしてice GUARD SUV G075、どんな特長を持つのか？

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