オーテックオーナーズグループ(AOG) 湘南里帰りミーティング2014 【イベントレポート・オーナーインタビュー編】(1/2)
- 筆者: マリオ 高野
- カメラマン:茂呂幸正
秋晴れの中、2年ぶりの開催となった「AOG湘南里帰りミーティング2014」
オーテック車のオーナーとオーテック関係者たちが全国へ嫁に行ったオーテック車の健在ぶりとその魅力を確かめ合うイベント「AUTECH OWNERS GROUP湘南里帰りミーティング2014」が大磯ロングビーチにて開催されました!
去年は台風直撃予報により、安全を最重視した結果中止となったものの、今年は去年の分を取り返すかのように超絶な好天に恵まれ、参加者の皆さんはガッツリ2年分盛り上がったのであります。
今年の参加台数は323台、参加人数は644人(オーナーおよびオーナーの同伴者であり、見学者は含まれない)で、申込数の実績でも前回を上回りました。(2012年の申し込み数:312台/674名、本年の申し込み数:375台/842人)
人気の「ブラックライン」シリーズなどの車両も展示
イベントでは今年もオーテックの社員スタッフによる様々なブースが出展されましたが、その内容は、掛け値なしに年々濃くなっている印象です。
まず、新型車の展示では今年の夏に発売された300馬力のエルグランド・ライダー・ハイパフォーマンススペックをはじめ、今やセレナ・ライダーでは7割を占め、セレナ以外のライダーでも販売台数の50%を占める人気のブラックラインシリーズ(セレナ・ライダー・ブラックラインZZ、N350キャラバン・ライダー、ノートライダー・ブラックライン、ディズルークス・ライダーブラックライン)、そして女性が激萌え必至のつや消しピンクの特別ラッピングを施したディズ・ライダーが展示されていました。
エンジン開発体験ブースでは「ワクワクする走りを支えるパワートレインチューニング」についてのプレゼンテーションやHR15DEのエンジン解体ショー、VQエンジンにマフラーを装着する作業が体験できたほか、エンジンパーツを使った特製の輪投げなどを楽しむことができました。
オーテックジャパン社内有志の「ワクワクモータース」が手掛けた車がスゴい!
他にも車両開発実験部ブース、ライフケアビークルブース、ラジコンコーナー、縁日コーナーなど、クルマ好きとその家族がみんなで楽しめるエンタメがたくさん用意されたのでありますが、個人的に一番感動したのは「ワクワクモータース」が展示した2台の特製スペシャルモデル!
「ワクワクモータース」とは、オーテックの社員有志が就業時間後に集まり、商品企画やマーケティングなどとは一切関係のない〝遊びグルマ〟を作る大人のサークル活動のようなもの。仕事とは少し離れた感覚で様々なアイデアを出し合ったり、技術力を磨き合う場にもなっているとのことですが、今回は開発実験などで使ったパーツを利用して作った2台の興味深いクルマが展示されました。
クルマ好きにはたまらない、オーテック社創立25周年を記念して制作された「A25」に興奮
そのうちの1台は2012年の秋にオーテック社の創立25周年を記念して作られた「A25」。先代V36型スカイラインセダンをベースに、フロント部分はスカイラインクーペを移植。エンジンは3.7リッターからボアダウンしてレギュラー仕様の3.5リッターで、低速トルクを細くした代わりに高回転域で弾けるようにパワーが炸裂するという、超メリハリのある特性にセッティングされているということです。
VQエンジンのみならず、現在はどのメーカーでも燃費と実用トルクを重視したエンジンばかりなので、どの回転域からでも太いトルクが出て扱いやすく、運転が安楽である一方、刺激や面白みに欠けるようになったと感じることが多いものですが、そういったクルマ好きの不満や鬱憤を晴らすような、気持ち良さ重視のエンジンに仕立てられていると聞いて大興奮!
サスペンションやホイールはZ34フェアレディZの物を使ったり、プロペラシャフトはカーボン製を採用するなどしているので、サーキットでの全開アタックもOKとのこと。オーテックの社員が本気で走りの質を追求したことがビシバシ伝わってきます。テールレンズが昔ながらの丸4灯デザインに変わっているところも往年のスカGファンを泣かせるポイントでしょう。
福祉車両を手掛けるメーカーだからこそ、乗り降りしやすい回転シート付き
助手席のバケットシートには、福祉車両作りで磨いた回転機構が使われており、家族や恋人から非難されがちなバケットシートの難点である乗降性の問題を解消。試しに座ってみると、ガチッとした高剛性感と緻密な動きっぷりに、オーテックの高い技術力が惜しみなく注がれたことが実感できました。
これがそのまま商品化されることはないでしょうが、しっかりナンバーも取得できるほど完成度の高いものになっています。「2000万円払うから売って欲しい!」という声が挙がったことも納得ですね。
このような楽しい企画が盛りだくさんゆえに、取材する側である我々でさえ、本当にアッという間に1日が過ぎてしまったほどですから、オーテック車のオーナーさんたちは至福のひとときを過ごされたに違いありません!
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