オーテック30周年記念モデル「A30」プロトタイプをひと足お先に味見した!/山本シンヤ(1/3)
- 筆者: 山本 シンヤ
- カメラマン:阿部昌也/オーテックジャパン
最近では、開発メンバー以外にもオーテックのクルマ造りのプロセスに触れることで、「オーテックと言う会社はこのような事もできる!!」という事を実際に体験してもらう…という一環でスタートした社内サークル「ワクワクモータースチガサキ」で、V36スカイラインをベースにした創立25周年記念モデル「A25」、4代目マーチをベースにした「ボレロR」なども製作。A10を除くモデルは改造車検も取得、実際に公道走行も可能である。ちなみにA25とボレロRはオートックワンでもインプレッションをお届けしている。
これらのモデルたちはオーテック車オーナーが1年に1度集まる「オーテック・オーナーズ・グループ湘南里帰りミーティング」をはじめとする様々なイベントに展示され、多くの人から「面白い、魅力的」と高い評価を得たが、その一方で「なぜ売らないの?」、「自分たちだけで楽しんでズルい!!」と言うお叱りや批判もたくさん受けたそうだ。
創立30周年記念車は“夢の共有”
2016年にオーテックは創立30周年を迎える。
これまでの社内サークルでの活動やユーザーの声を反映させた結果、「創立30周年記念車は市販します」と発表された。面白いのは、企画や開発過程などをフェイスブックやブログなどを通じてユーザーに公開、更にはアイデア募集なども行なうことで、「夢の共有」も行なっている点である。
ベース車はコンパクトハッチの「マーチ」。決定するまで社内/ユーザー共に様々な意見や議論があったと言うが、「ちょっと頑張れば手が届く」、「歴代マーチを通じてオーテックはノウハウを構築し成長してきた」と観点から選定された。
振り返ると、カスタム系は1996年のタンゴからボレロ、ルンバ、ポルカ、ラフィー。スポーツ系は1988年のマーチRから12SR、ニスモ。更にライフケアビークルは1996年のアンシャンテからドライビングヘルパーと、マーチをベースにオーテックが手掛けたスペシャルモデルが実に多く販売されているのだ。
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