日産「リーフ」60万円でバッテリー交換可能に!中古車人気で在庫激減【コラム】
- 筆者: 国沢 光宏
リーフの売れ行きが期待してたより伸びなかった理由は、普通の人だと理解出来ないほどカッコ良いデザインをコッチに置いとけば、「電池寿命」の不安だと思う。
中古車相場にも現れており、今や前期型リーフは2011年式のコンディション良い中古車で70~80万円。同じ装備内容&走行距離の中古プリウスの半額といったイメージ。
皆さんスマホやパソコンなどの電池寿命を知っているから、リーフの電池もすぐ交換が必要になると考えるのだろう。ただ冷静になって考えてみると、ガソリン使うプリウスより電気で走るリーフの方がずっとエネルギーコスト低い。プリウスだと走行1万km毎に7万円のガソリン使う。リーフなら2万円の電気代(夜間料金)で済む。
70万円で買った中古リーフの電池を新品に交換して140万円。中古プリウスも140万円だとしよう。購入時の出費同じ。10万km走れば50万円浮くことになる。ということに気づいた人が増えてきたのか、ここにきてリーフの中古車は激減。半年前なら常時500台くらい流通していたのに、今や100台くらいになってしまった。
格安相場となっているリーフの中古車を買うならベストなタイミングかもしれません。もちろんマイナーチェンジ後のリーフの中古車も出回っており(2014年式フル装備のGで225万円前後)、これまた同じ年式&走行距離のプリウスより若干安い相場展開。マイナー後のリーフなら当面電池交換など考えないでOK。
続いて新型電池の話題。
アメリカではすでに「早ければ年内にも容量大きい改良型電池に切り替わる。価格はあまり変わらないようだ」という情報が流れている。現在の24kWhから30kWhになるようだ。ガソリンタンク容量増える、と理解すれば解りやすい。これにより現在140km程度の実用航続距離が、175km程度になるから素晴らしい。
電池のコストは極端なことを言えば材料の重さで決まる。同じ重さで容量を向上出来たなら、24kWhも30kWhも生産コスト同じということに。このあたりが電池の面白いところ。燃料電池に話題を持って行かれ気味の電気自動車ながら、進化の余地をタップリ残してます。改めて電気自動車の購入について考えてみたらどうだろう。
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