日産「エルグランド」一部改良~特別仕様車「ハイウェイスター アーバンクロム」新設定~
世界初の移動物検知機能を追加した新型アラウンドビューモニターを搭載
日産は、高級ミニバン「エルグランド」を一部改良し、併せて特別仕様車「Highway STAR Urban CHROME(ハイウェイスター アーバンクロム)」を新設定して、11月10日より発売する。
今回の改良では、世界初の「移動物検知」機能を追加し、駐車ガイド機能なども仕様向上させた新型アラウンドビューモニターを搭載した。「移動物検知」機能は、車両周囲に歩行者や買い物カートなどの移動物を検知すると、モニター画面表示と音でドライバーに知らせる機能。これまでも装備していた駐車ガイド機能も、目標駐車枠の設定を従来の手動から、自動で白線を認識させ設定する機能へと進化した。またトップビュー画面でもタイヤの切れ角や予想進路線を表示するようになり、ドライバーの駐車を支援する。
このほか、ユーザーからの要望が多かった「リモコンオートバックドア」を350 ハイウェイスター全車標準化し、2.5リッター車にもメーカーオプション設定した。さらに、ステアリング操作に合わせ進行方向を照らす「アクティブAFS」を2.5リッター車全車に標準化し、エルグランド全グレードで標準装備となった。
価格は「250XG」[2WD]310.8万円から「350Highway STAR Premium」[4WD]464.1万円まで。
(※価格は全て消費税込み、以下同)
特別仕様車「ハイウェイスター アーバンクロム」を新設定
今回の一部改良にあわせ追加された新型 エルグランド「Highway STAR Urban CHROME(ハイウェイスター アーバンクロム)」は、「350ハイウェイスター」「250ハイウェイスター」をベースに、質感を高めたダーククローム色のグリルなどを採用した特別仕様車。
ダーククロームグリル、ダーククロームフォグランプフィニッシャー[ハイウェイスター アーバンクロム専用]、フロントプロテクター、グラファイトフィニッシュ18インチアルミホイール[ハイウェイスター アーバンクロム専用]、クリアリヤコンビランプ、LED式ハイマウントストップランプ[クリアタイプ]、ワンタッチオートスライドドア[運転席側](※350ハイウェイスターには標準装備)などを追加した。
価格は「250Highway STAR Urban CHROME」[2WD]361.2万円から「350Highway STAR Urban CHROME」[4WD]432.6万円まで。
「ライダー」「アンシャンテ」「VIP」も併せて仕様変更
日産の特装車などを扱うオーテックジャパンは、今回のエルグランド一部改良にあわせ、同社で扱うカスタムカー「ライダー」シリーズと、福祉車両ライフケアビークル(LV)「アンシャンテ」、さらにエグゼクティブ向けの特別仕様車「VIP」の仕様を向上させ、ベース車同様に11月10日より発売する。いずれもベースモデル同様の改良を加えた。
また10月5日に先行して発表された300馬力の高性能版「エルグランド ライダー ハイパフォーマンススペック」と、特別仕様車「エルグランド ライダー ブラックライン」を新たに追加している。
■関連記事:
・日産 エルグランド ライダー ハイパフォーマンススペック by AUTECH 試乗レポート[2011/10/28]
いっぽうライフケアビークル(LV)「アンシャンテ」では、「アンシャンテ セカンドスライドアップシート」に加え、新たに「アンシャンテ ステップタイプ」と「アンシャンテ 助手席スライドアップシート」を追加設定し、ラインナップを拡充した。
なお”エグゼクティブのための走る執務室”をコンセプトに造られる特別仕様車「VIP」も引き続き設定。3列仕様(乗車定員7人)に加え2列仕様(乗車定員4人)も用意される。標準仕様は「VIP 3列仕様」[2WD]577.5万円から「VIP 2列仕様」[4WD]658.35万円まで。さらに白本革シートやキャビネット、後席パワーシートパッケージといったオプションから、ユーザーの要望に応じた個別注文にも対応する。
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