BMW、新型3シリーズセダンを発表

BMWは、世界で最も販売されているプレミア車 BMW 3シリーズの新型を発表した。

6世代目となる新型3シリーズの外観は、キドニー・グリルへと伸びるフラットなヘッドライトが特徴的。この新しいBMW フェイスが横に広がる空間を強調し、新型3シリーズのダイナミックなデザインがさらに強められている。

新型3シリーズのボディサイズは、先代と比べてワイドトレッドが拡張（フロント+ 37mm、リア+ 47mm）されており、そのシルエットはスポーティ。

また、全長を+93mm、ホイールベースを+50mm拡張させていることにより、フロントシートの背後フットスペースが15mm、車内の高さが8mm 拡大され、後部座席の乗員は座った瞬間にそのゆとりを実感できるようになっているという。

また、BMW 3シリーズとしては初となる、「スポーツライン」「ラグジュアリーライン」「モダンライン」という3種類がラインナップされている。

今回発表されたグレードは、「328iセダン」「335iセダン」「320d エフィシェントダイナミクスエディション」「320d」の4モデル。

エンジンは全ラインナップにツインパワーターボエンジンが採用され、「328iセダン」には新型2リッター4気筒エンジン、「335iセダン」には3リッター直列6気筒エンジンが搭載されている。

「320d」「320d エフィシェントダイナミクスエディション」は共に4気筒ディーゼルエンジンが搭載され、「320d エフィシェントダイナミクスエディション」は最大出力を抑えるなどでCO2排出量の低減と低燃費化が施されている。

ミッションは、6速マニュアルミッションが標準搭載され、全モデルオプションで8速オートマティックトランスミッションの選択が可能だ。

さらに、BMWでは今後、2012年の春に「BMW 320i」「BMW 318d」「BMW 316d」を、2012年秋にはハイブリッドカーの「BMW ActiveHybrid 3」を発表するとしている。