日産、リーフの電気駆動システムが米国ワーズ社の「10ベストエンジン」賞を受賞

日産自動車は7日、電気自動車(EV)「日産リーフ」に採用されている電気駆動システムが、米国ワーズ社の2011ワーズ「10ベストエンジン」賞(Ward's 10 Best Engines)に選出されたと発表した。
同賞において、走行中にガソリンを使わず排出ガスを一切出さない電気駆動システムを採用するモデルが選出されるのは今回の「日産リーフ」が初めてとなる。
同車は、軽量・コンパクトで24kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載し、レスポンスの良い三相交流同期モーターと組み合わせることにより、最高出力80kW、最大トルク280N・mを達成する。アクセルを踏み込んで発進した瞬間から最大トルクを発生することで滑らかでリニアな加速を実現している。
同車に搭載されるリチウムイオンバッテリーの生産は、日産とNECの合弁会社であるオートモーティブ・エナジー・サプライ株式会社(AESC)の座間事業所にて行われている。
また電気自動車の電気駆動システムを構成しているモーターやインバーターについても、構成部品から独自に日産で開発と生産を行っている。
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