”400万円のトヨタ ヴィッツ”は安い?高い?みんなの本音を聞いてみた
トヨタがスポーツカーシリーズとして2017年9月に新たに立ち上げたGRシリーズは、走りのチューニングに応じて3つのグレードに分けたモデル名を設定しています。ベーシックな「GRスポーツ」、中級の「GR」、そして最上級の「GRMN」となっています。
ヴィッツGRMNは、モータースポーツからの還元をコンセプトに世界一過酷とされるドイツ・ニュルブルクリンクでのテスト走行や、全日本ラリーに参戦しているヴィッツからの知見を盛り込んで開発されました。
スーパーチャージャーを搭載した直列4気筒1.8リッターエンジンは、パワーとアクセル操作に対するレスポンスを両立。基本剛性の高い欧州製の3ドアを採用し、タワーバー(フロント)やブレースの追加によりさらなる高剛性を実現したボディと、様々な路面に対応できるよう専用チューニングされたSACHS(ザックス)製アブソーバー、トルセンLSDなどにより、サーキットから一般道まで意のままに操れる走りを可能としています。
また、専用のT-ConnectナビゲーションとTOYOTA GAZOO Racing Recorderを同時に装着することで、サーキットでのラップタイム計測や走行データ分析などができる機能も搭載しています。
そんなヴィッツGRMNの価格は400万円!
ヴィッツGRMNの価格は400万円(消費税込)!
「400万円のヴィッツ」というフレーズにオートックワンユーザーさんがザワついていたので、実際この値段についてどう感じているのか、ツイッターでアンケートを取ってみました。
なお、参考までに、ヴィッツのエントリーグレード(F Mパッケージ)の価格は118万1520円、前述のGRシリーズの中で中級に相当するヴィッツ GR(CVT/MT)は230万3640円となります。
Q:走りを極めたホットハッチ「ヴィッツ GRMN 」が400万円は、高い?安い?妥当?
高い:67%
安い: 4%
妥当:29%
今回、577票の回答をいただきました。
「高い」と感じる方が67%という結果となり、やはり元の値段を知っている方からするとヴィッツで400万円は少し高いと感じる方が多いようです。しかし、『ヴィッツに自分でGRMNと同じような改造をするとなれば更に高額になる気がする』などの理由から、4%の方が「安い」と回答しており、29%の方は「妥当」と回答しています。
みなさんの意見をご紹介させていただきます。安いと回答いただいた方からのコメントはなかったので、高いと回答した方と、妥当と回答した方のコメントになります。
「高い」と回答した方の意見
・高いと思います。確かに面白い車ですが400万あれば選択肢はかなり増えるので、他のスポーツカーと天秤にかけて、あえてヴィッツを選ぼうとはなりません
・3ドアのヴィッツで1800スーパーチャージャー、210馬力って考えたら凄く特別な存在だけど、じゃあ他のライバルは?って考えたら割高な気がします。何故WRCと同じ1600ターボにならなかったのか不思議です。1800スーパーチャージャーの方が扱いやすいんでしょうけど、重要なのはそこじゃ無い気が…
・もう少しでシビックタイプRやWRXが買える値段…。ルーテシアR.S.を買ってお釣りがくる値段…。でも3ドアだったりエンジンや足回りやシート等、ヴィッツをベースにそこまでチューンすることと限定車という希少性を考えれば、なるほど妥当だなとも思えます。
「妥当」と回答した方の意見
・これはスポーツカーの値段だと考えたら、妥当だと思います。高いと言う人が投票時約7割を占めていましたが、ニュルで走り込んでたりラリーマシンからの知見から、3ドアボディの使用に始まり、内外装/走行パーツ/エンジンがチューンアップされていることを考えたら、決して高いとは思えないです。
・単に金額だけ見れば高いかも。やるかやらないかは別として。仮にヴィッツにGRMNと同じような改造をするとなれば更に高額になる気がします。ニュルブルクリンクを走り込んで、耐久性も走りもバランスされた新車保証付きのメーカーチューンでこの内容なら妥当。リセールバリューも悪くないでしょうし。
・スペックや筑波アタックでは334万円のルーテシアR.S.に惜敗しており、個人的には高いと感じますが、限定という特別感やトヨタディーラーで取り扱いのあるメンテナンス性、リセールバリューなどを考えると総合的には妥当なのかなと。
・後付チューンで同等の仕様にしようとしたら費用がこれ以上要るだろうし、それでいて完成度は段違い。かつ、少々乗り回しても下取り相場は高止まり確実、と考えれば恐ろしくお買い得なのではないでしょうか。但し、限定少なすぎて買えなさそうなのでちょっと割り引いて「妥当だと思う」判定で。
・まぁ、BBSホイールとちゃんとしたスポーツシートを自分で用意するにも定価レベルで100万円くらいしちゃうし、ブレーキも大径化でいい値段するから、そう考えれば400万円でも妥当かもしれない。でも、そこまでするならヴィッツじゃなくて86でするでしょ。
いかがでしたでしょうか。“限定”に弱い方は欲しくなっちゃいますよね。なおこちらのヴィッツGRMNは150台限定の販売となるめ、150台を超える申し込みがあった場合は、5月21日に抽選を行うとのことです。気になる方はぜひ期間中に商談申込をしてみてください。
ヴィッツGRMNの概要
◇商談受付開始日 :2018年4月9日
◇価格:400万円(消費税込)
◇外板色(全1色):スーパーホワイトII
◇主要装備
・専用バンパー(フロント、リア)+専用ラジエーターグリル
・フロント4ポット+スリット入りローターブレーキ
・BBS製軽量鍛造アルミホイール
・専用フロントスポーツシート
・専用メーター(GRロゴ付き)
・小径ステアリングホイール
ヴィッツGRMNの主要スペック
駆動方式:FF(前輪駆動方式)
トランスミッション:6速マニュアル
価格(消費税込):400万円
全長×全幅×全高:3975×1695×1510mm
ホイールベース:2510mm
乗車定員:5名
車両重量:1140kg
車両総重量:1415kg
最小回転半径:5.6m
エンジン:2ZR-FE 直列4気筒DOHC
排気量:1797cc
最高出力:156kW(212PS)/6800rpm
最大トルク:250N・m(25.5kgf・m)/4800rpm
燃料:無鉛プレミアムガソリン
タイヤサイズ:205/45R17
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