スズキ、ワゴンRに助手席が車外にスライドする昇降シート車を設定
スズキは、スズキ福祉車両ウィズシリーズに、軽乗用車 新型ワゴンR/ワゴンRスティングレーをベースにした新型ワゴンR 昇降シート車/ワゴンRスティングレー 昇降シート車を設定し、4月20日より発売する。
価格(消費税非課税)は、139万円~164万6000円となる。
新型ワゴンR 昇降シート車/ワゴンRスティングレー 昇降シート車は、リモコンやスイッチの簡単な操作で助手席が車外にスライドして昇降する福祉車両である。助手席が車いすの座面に近い高さまで下がることで、車いすからの乗り移りと介助者の負担を軽減する。
今回、ワゴンR FX/FZ/ワゴンRスティングレーの外観デザインが異なる各モデルに昇降シート車を設定し、選択肢を広げた。さらに、衝突被害軽減システムやヘッドアップディスプレイなどの先進安全技術を標準装備して安全装備を充実させた。
「ワゴンRスティングレー 昇降シート車」の主な特長
■使い勝手の良い助手席昇降シート
・助手席の昇降を簡単に操作できる大型ボタンのワイヤレスリモコンを標準装備した
・助手席足元の両側にスイッチを設置し、運転席・助手席のどちら側からでも電動シートスライドや電動リクライニングの操作を可能とした
・シートの昇降に連動して背もたれが自動でリクライニングし、スムーズな乗り降りを実現した
・助手席が車外にスライドして昇降するため、車いすを近くに停めることでシートへの乗り移りをしやすくした
・助手席に、胸部固定用ベルト、専用アームレスト、専用フットレストを採用した
・折りたたみ式車いすの荷室収納時にバンパーを保護するカバーや、固定する際に便利なラッシングベルトを標準装備した
■個性的な3つの外観デザイン
・ワゴンR FX/FZ/ワゴンRスティングレーの各モデルに昇降シート車を設定し、個性的な3つの外観デザインからお客様にお選びいただけるようにした
■さまざまな先進安全技術を標準装備
・単眼カメラと赤外線レーザーレーダーで前方の歩行者や車を検知して衝突時の被害を軽減するデュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)をはじめ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能と、ヘッドランプのハイビーム/ロービームを自動で切り替えるハイビームアシスト機能を標準装備した
・運転席前方のダッシュボードに車速やシフト位置などを表示するヘッドアップディスプレイを標準装備した
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