スバル5代目新型「インプレッサ」ついにインテリア・パワートレインも公開!スバルの次世代モデル第1弾
富士重工業は、米国・ニューヨークにて開催中の2016年ニューヨーク国際自動車ショーにおいて、新型「インプレッサ」の北米仕様車を世界初公開した。
第5世代となる新型「インプレッサ」は、富士重工業が中期経営ビジョン『際立とう2020』において次世代モデルの第1弾として位置づける戦略車である。
新型「インプレッサ」の開発に合わせて全面刷新したプラットフォーム“SUBARU GLOBAL PLATFORM”を採用することにより、ボディ・シャシーの剛性や強度等を大幅に向上。世界トップクラスの衝突安全性能・危険回避性能や、ドライバーの意志に忠実なハンドリング・快適な乗り心地を進化させた。
この新プラットフォームに、新開発となる2.0リッター水平対向直噴エンジンを核としたシンメトリカルAWDシステムや運転支援システム「アイサイト」等の独自のコア技術を搭載し、「安心と愉しさ」を進化させ、新型インプレッサを次世代スバルの幕開けにふさわしいモデルとして仕上げた。
さらに、量産車として初めて新デザインフィロソフィー“DYNAMIC × SOLID”を全面採用すると共に、内外装細部の仕上げにまでこだわることで、スバルの次世代Cセグメントを担うモデルとして、クラスを超えた質感をユーザーに提供する。
北米向け新型インプレッサの生産地については、従来の日本から米国に変更し、2016年内の生産開始を予定している。
動的質感を追求した走行性能
ドライバーがクルマを操る際に感じる安心感や心地良さといった「動的質感」の向上に資するあらゆる進化を織り込んだ。ステアリングやペダルからのフィードバック、車両挙動、振動騒音等、ドライバーが運転中に感じるあらゆる事象を徹底的に分析し、クラスを超えた優れた動的質感を実現。次世代スバルの始まりにふさわしい走行性能に仕上げた。
<ボディ・シャシー>
・車体、シャシー各部剛性の大幅な向上(従来モデル比1.7~2倍)やサスペンションなど足回り機構の進化、さらなる低重心化により、ドライバーの意志に忠実な高い操舵応答性を実現。操舵時に無駄な挙動がなく、高い直進安定性と路面に吸い付くようなコーナリング性能を提供する。
・フレーム構造の最適化や各部パーツの結合強化などにより、車体ねじり剛性を現行モデル比1.7倍に向上。さらに、車体の共振や歪を分散し、ステアリングやフロア、シートの振動を大幅に低減することで、車格を超えた快適性を実現する。
・サスペンション取付け部の剛性を向上することで、車体側をたわませることなくサスペンションの減衰性能を十分に機能させ、よりスムーズに路面からの振動を収束させる。さらに、リアスタビライザーを車体へ直接取り付けることで、車体の揺れを従来モデル比で50%低減し、快適な乗り心地を実現した。
・アクティブトルクベクタリングを採用し、旋回性能、操舵応答性を向上した。
<パワーユニット>
・新型インプレッサからの新規採用となるFB型2.0L水平対向直噴エンジンについては、従来型自然吸気エンジン比で約90%の部品を刷新するとともに軽量化を実現することで、出力と燃費の向上を両立した。
・トランスミッションには改良型リニアトロニックを採用。レシオカバレッジの拡大と軽量化により、加速性能と燃費性能の向上を両立した。全車にオートステップ変速を採用するとともに、マニュアルモードについては7速化することで、ドライバーのイメージ通りの気持ちの良い加速感を実現する。
・エンジン、トランスミッション共に振動騒音を徹底的に低減することで、心地良い音を響かせ、動的質感向上につなげた。
主な仕様(北米仕様)
ボディタイプ:セダン・5ドア/ボディサイズ(全長×全幅×全高):<セダン>4,625×1,777×1,455mm <5ドア>4,460×1,777×1,455mm/ホイールベース:2,670mm/エンジン:FB型2.0L水平対向4気筒直噴DOHC NA/排気量:1,995cc/ボア・ストローク:84×90mm/出力:152hp/トランスミッション:リニアトロニック/駆動方式:シンメトリカルAWD/タイヤサイズ:205/55 R16、205/50 R17、225/40 R18/乗車定員:5名
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