ダイハツ、「ハイゼットトラック」を15年ぶりにフルモデルチェンジ
基本性能を進化させ、選べるパックオプションを豊富に設定
ダイハツは、軽商用車「ハイゼットトラック」を15年ぶりにフルモデルチェンジし、9月2日から発売開始した。価格は653,400円(消費税込)~。国内月間販売目標台数は5,000台としている。
「ハイゼットトラック」は、1960年の発売以来、累計生産台数が398万台を超えるダイハツのロングセラーとして、農業や建設業、運送業など幅広い業種のユーザーから支持を受けている。
今回のモデルチェンジでは、全国各地の軽トラックユーザーを訪問し、生の声を徹底的にヒアリングして開発に反映。軽トラックに求められる積載性、耐久性や防錆性能等の基本性能の進化に加え、乗降性の向上や広い室内空間を確保した。また、前回フルモデルチェンジからの環境変化や多用途化を踏まえ、これからの各業界を支えるユーザーの幅広いニーズに対応すべく、全8色のカラーバリエーションをはじめ、「ぴったりぴっく!」選べるシリーズとして用途や志向に合わせたパックオプションを豊富に設定した。
【フルモデルチェンジのポイント4つ】
(1)「仕事がしやすい」:乗降性の向上、広い室内空間、豊富な収納スペース、静粛性・乗り心地の向上
(2)「経済的」:クラストップの低燃費19.6km/Lを実現(2WD/5MT車、スタンダード “エアコン・パワステレス”)
(3)「頼れる」:安全性向上、ボディ外板穴あき錆保証5年、ボディ外板表面錆保証3年
(4)「選べる」:豊富なカラーバリエーション、多様な用途に合わせたパックオプション
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(1)「仕事がしやすい」
◆乗降性の向上
・新開発プラットフォームとドア開度拡大により、女性や高齢者の方にも乗り降りのしやすさを向上させた
◆広くて快適な室内空間
・フロントガラスの前出しにより、運転者とフロントガラスの距離を拡大。さらにステアリング角度見直しや運転席シートスライド量の増加などにより、小柄な方から大柄な方まで運転のしやすい空間を実現
◆使い勝手の良さを向上
・運転席から手の届く範囲に大型オープントレイ(助手席トレイ/センタートレイ)など20箇所の室内収納を設定し、作業効率を向上
◆静粛性を向上
・ボディ骨格の見直しやパネル剛性のアップにより音を伝わりにくくすることに加え、マフラー容量拡大などによりノイズの発生を抑制
・AT比率の増加に対応し、静粛性と燃費向上を両立した軽トラック唯一の電子制御式4速ATを採用
◆優れた操縦安定性と小回り性能
・フロントサスペンション形式を変更、ブレーキを踏んだ時や走行中の路面の凹凸によるノーズダイブ現象を低減し、操縦安定性を向上
・好評のショートホイールベースを踏襲し、最小回転半径を3.6mに進化(13インチタイヤ装着車除く)
◆強さと信頼感を表現した新意匠
・エクステリアデザインは、「TOUGH&ENERGY」をコンセプトに分厚いフロントフェイスと立体的なグリル形状で押出し感と、眼力あるヘッドランプ、躍動感あるホイールアーチで活々としたスタイルを表現
・個性を引き出す全8色の豊富なボディカラー(トニコオレンジメタリック、オフビートカーキメタリックは9月末発売予定)
・インテリアデザインは、「MAXIMUM&USABLE」をコンセプトに収納力と使いやすさを表現
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(2)「経済的」
◆クラストップの低燃費19.6km/Lを実現(2WD/5MT車、スタンダード“エアコン・パワステレス”)
・軽乗用車で進化させてきた「e:Sテクノロジー」を軽トラックにも採用
・パワートレーンの進化
エンジンの高圧縮比化、燃焼改善、メカニカルロス低減、電子スロットル採用などMT車は5速をハイギア化したほか低粘度オイルなどを採用AT車は電子制御式4速ATを採用
・エネルギーマネジメント
充電制御および省電力フューエルポンプを採用
(3)「頼れる」
◆安全性能
・ボディ骨格見直しや高張力鋼板の採用により、衝突時のエネルギーを効率よく分散・吸収する骨格構造を実現
・運転席SRSエアバッグ、プリテンショナー&フォースリミッター機構付フロント3点式ELRシートベルト(運転席/助手席)を全車に標準装備
・最新法規56km/hオフセット衝突に対応
◆防錆性能~ボディ外板穴あき錆保証5年、ボディ外板表面錆保証3年を全車に採用~
・キャビン、ドア、荷台などで構成されるアッパーボディの表面全てを防錆鋼板化
・フレームの防錆鋼板化を拡大
・カチオン電着塗装、中塗り、表面塗りの3層塗装を採用
・軽トラック初となるフロントパネル樹脂化により、飛び石などでの塗装剥がれによる錆を防止
(4)「選べる」
◆自分仕様にカスタマイズできる豊富なパックオプション
「ぴったりぴっく!」選べるシリーズ
・「選べるカラーパック」:仕事のシーンに、個性的に。標準色(ホワイト)に加え、豊富な7色のボディカラーとフェイスプレートがボディカラーと連動したインテグレートCD・AM/FM付ステレオ、カラードドアミラー(シルバー)、カラードドアアウターハンドル(シルバー)をセット
・「ビューティパック」:女性に嬉しいスーパーUV&IRカットガラス(フロントドア)/IR&UVカットガラス(フロントウインドウ)やバニティミラー付サンバイザー(運転席側)、スーパークリーンエアフィルターをセット
・「農業女子パック」:「ビューティパック」と「選べるカラーパック」、農業女子プロジェクトステッカーをセット
・「スタイリッシュパック」:質感と個性が輝くメッキフロントグリルやマルチリフレクターハロゲンフォグランプ、トップシェイドガラスなどをセット
・「キャビンパック」:室内をより快適に、便利にするフルファブリック(撥水加工)シート表皮、インテグレートCD・AM/FM付ステレオ、ドアポケット(運転席/助手席)スモークドガラス(リアウインドウ)などをセット
・「荷台パック」:荷台の使い勝手を高める大型荷台作業灯、ガードフレーム(T字フック・可倒式ストッパー付)や格納式テールゲートチェーンがセット
・「安全パック」:より安全な助手席SRSエアバッグとABS(EBD機能付)がセット
・「省力パック」:便利なキーレスエントリー(電波式・アンサーバック機能付)とパワーウインドウ、パワードアロックがセット
・「ストロング防錆パック」:強力な防錆力を持つ荷台全面フルメッキ加工やゲート部の高性能防錆鋼板化がセット
◆仕事にあわせた多種多様な特装車両
・新型「ハイゼットトラック」をベースとして、頭上空間を広くした「ハイルーフ」や、キャビン後部を延長する事により、ゆとりのある室内空間とシートリクライニング機能を持つ「ジャンボ」、また「ダンプシリーズ」、「保冷・冷凍車シリーズ」など各業種用途で活躍する特装車両を開発中。
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農林水産省「農業女子プロジェクト」との連携
◆自動車メーカー唯一のプロジェクト参画企業
・ダイハツは2013年11月の「農業女子プロジェクト」発足以降、女性農業者の軽トラック使用実態・ニーズの明確化と、それに基づく魅力的な軽トラックの仕様・装備・意匠などの具現化を目的として参画。これまで農業女子メンバーへの訪問調査を実施してきた。
◆農業女子プロジェクトから生まれた様々な仕様、装備、用品
・女性農業者の気分を盛り上げるカラフルなボディーカラー
・女性視点ならではの装備スーパーUV&IRカットガラス(フロントドア)、スーパークリーンエアフィルターやバニティミラー付サンバイザーなど
・カラフルなボディーカラーと女性に嬉しい装備を織り込んだ「農業女子パック」
・ゲートプロテクターと荷台シートのカラーバリエーション増加など用品を充実 など
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