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特別企画 2015/9/11 17:45

三菱「アウトランダー」の新型と旧型を比較してみた(3/5)

三菱「アウトランダー」の新型と旧型を比較してみた

走行安定性

三菱 新型アウトランダー三菱 旧型アウトランダー

新型はボディ剛性を向上させ、足まわりの設定も見直した。走行安定性については、旧型に比べると車両の向きが少し変りやすくなっている。

もともと初代アウトランダーは、機敏に曲がる設定だった。2005年頃の三菱車は、すべての乗用車にわたってキビキビとスポーティな運転感覚をテーマにしていたからだ。

ただしその影響で、後輪の接地性が少し不安定になり、後輪が巻き込む(外側へ横滑りしやすい)特性が見られた。これも当時のコルト、2代目eKワゴン、マイナーチェンジ後のランサーセディアなども含めて幅広い車種に共通していた。

上記の反省もあって、2代目アウトランダーは後輪の接地性を高めるチューニングを施している。ただし開発者によれば「2代目はややダルな(動きが鈍い)方向に振りすぎた面があったので、マイナーチェンジでは再び少し機敏な方向に戻した」とのことだ。

三菱 新型アウトランダーPHEV三菱 旧型アウトランダーPHEV

なので走行状態によっては後輪の安定性が下がってグリップバランスが前輪寄りになったと感じるが、初代アウトランダーに比べてシャシーの基本性能が高まったから、不安に感じることはない。

少しスポーティになった運転感覚は、精悍さを増したフロントマスクのイメージにも合うだろう。

なおPHEVの走行安定性は、2.4リッターの4WDモデルに比べるとバランスが良い。乗り心地を向上させたこともあって、カーブを曲がる時のボディの傾き方は旧型よりも少し拡大したが、挙動変化が穏やかに進むから安心できる。

進化度数:3点/10点(比べてようやく気付くレベル)

乗り心地

三菱 新型アウトランダーPHEV三菱 旧型アウトランダーPHEV

機能面で最も進化したのが乗り心地だ。2.4リッターの4WDは、以前は操舵感が軽快な半面、乗り心地にコツコツとした硬さを感じた。そこが新型では払拭され、フラットな印象に仕上がっている。

PHEVは旧型でも相応に重厚感があったが、硬さが薄れてさらに快適になった。

新型ではフロント側のクロスメンバー(ボディ底面に左右方向に配置された骨格)を造り替え、リア側にも補強を加えている。ショックアブソーバーのサイズは、PHEVは前後、ノーマルエンジンは後輪側を拡大した。

こういった改善によって足まわりが柔軟かつ正確に動き、走行安定性が底上げされたので、以前よりも少し柔軟な設定にしている。これらの相乗効果で、乗り心地は全般的に向上した。

進化度数:6点/10点(順当に進化した)

[次のページに続く]

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