BMW MINI E 試乗レポート(1/3)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:ZIPNIX
BMWの電気自動車「MINI E」は実にパワフル!
BMWはミニをベースにした電気自動車の「MINI E」を製作し、アメリカやヨーロッパで試験的に走らせて実証実験のデータを収集している。
日本でも2011年から実証実験を開始すると発表したので、来年早々からMINI Eが走る姿が見られるようになるだろう。今回は、先行輸入されたMINI Eにいち早く試乗することができた。
試乗車には仮ナンバーではなく正規のナンバー(それも希望ナンバー!)が付けられていて、型式指定などは受けていないが、堂々と公道を走ることのできるクルマだった。
MINI Eには「35kWh」のリチウムイオン電池が搭載されているが、これは結構な搭載量である。というのも、三菱のi-MiEVの電池搭載量が16kWh、日産のリーフが24kWhであるのに比べ、さらに大きな搭載量であるからだ。
ミニのボディにこれだけの電池を搭載すると、物理的にもスペースが必要になる。決して広いとはいえないミニの後席は、完全に電池の搭載用に使われて埋まっており、2シーター化されている。
さらに、ラゲッジスペースもショルダーバッグをひとつかふたつ程度積めるくらいのスペースしかなく、電池で埋めつくされており、まさにミニをベースに作られた「コンバージョンモデル」といった趣きである。
リチウムイオン電池によって駆動される電気モーターは、150kW(204ps)/220N・mと相当にパワフルなパワー&トルクを発生する。三菱 i-MiEVが47kW/180N・m、リーフが80kW/280N・mであるのに比べると、トルクだけはリーフが上回っているがMINI Eのスペックは相当に高いレベルにあることが分かる。
MINI Eに試乗するにあたっては、東京ビッグサイトの駐車場内に設けられた特設コースでの「慣熟走行」を勧められた。というのも、MINI Eの走りはかなり特徴的なものであるからだ。
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