レクサス RXに3列シート版“RX450h-L/RX350-L”登場! 日本には2017年12月に導入予定【LAショー2017】
- 筆者: ケニー中嶋
- カメラマン:ケニー中嶋・LEXUS
レクサス人気No.1のSUV“RX”に新たなラインナップ「RX-L」が登場
北米レクサスのラインナップのなかでも、最も売れているミッドサイズSUV、RXに、3列シートのロングモデルRX-Lが加わった。モデル名の最後につけられたLはロングのLで、用意されるのはRX350LとRX450hLの2種類だ。
RX350Lは290hpを発揮する3.5リッターV6ガソリンエンジンにFFまたはAWDの組み合わせ。
いっぽうRX450hLは308hpを発揮する3.5リッターV6ガソリンハイブリッドにAWDが組みわせられる。
現行のレクサス RXは2列シート仕様のみなのだが、今回3列シート化をするにあたりホイールベースは伸すことなく、リアのオーバーハングのみを110mm延長。ボディはBピラーより後ろを専用設計とし、ルーフラインもロングボディ専用設計にしている。
キャプテンシートの6人乗りとベンチタイプの7人乗り仕様を設定
レクサス RX-Lの最大の特徴である3列シートのシートコンフィギュレーションは、セカンドシート(2列目席)が独立した二人掛けシートの6人乗り仕様と、ベンチシートの3名掛けの7人乗り仕様の2タイプが用意される。2名掛けサードシート(3列目席)は50対50の2分割可倒式。パワーシートが標準装備され、背もたれも電動で動かすことが出来る。
基本的な装備は2列仕様のレクサス RXとほぼ同じだが、3列化に伴いいくつかの追加装備も加えられる。
1、2列目のレザーシート、トライゾーンACは標準装備となり、オプションでハンズフリーのテールゲートオープナーも用意される。
追加されたサードシートに実際に座ってみると、日本人としては大柄な自分にはやや窮屈で、率直にいって子供たちの近距離移動専用、もしくはエマージェンシー用といった広さだ。
むしろ特記しておきたいのは、セカンドシートがスライド&リクライニングも可能で、評価の高い従来モデルと比べてもグーンと居住性がアップしていることだ。
RX-Lは日本でも2017年12月に発売予定|最上級のレクサス LXには2列シートの廉価仕様が追加
仕向地毎の現地生産が進むレクサスだが、北米向けRXの生産工場であるカナダ工場の生産キャパシティの関係により、追加モデルのRX-Lについては当面九州工場での生産となるという。同時に右ハンドル仕様の生産も開始され、国内仕様も今回の発表と同時にオーダーがスタートしているとのことだ(日本の正式発売は12月の予定)。
また、同時に今回のLAオートショーでレクサスのフラッグシップSUVであるLXの追加モデルとして、RXとは逆にサードシートを「減らした」2列仕様が加わり、価格も5千ドル(約56万円)安い設定となった事も付け加えておきたい。
北米レクサスは、現行の売れ筋であるプレミアムSUVのラインナップをよりこまやかに、より厚くしてきたということだ。
[レポート:ケニー中嶋/Photo:ケニー中嶋・LEXUS]
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