「レクサス LX」はランクルと何が違うのか!?[詳細解説](1/2)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:トヨタ自動車株式会社
一方、日本国内のトヨタは高級セダンのクラウンから普及を開始したので、トヨタこそ有力ブランドだ。
日本は社会的にもブランドの格差は好まれず、クルマにヒエラルキーがあるとすれば、ボディの大きさとエンジンの排気量に基づく価格差に比例する。「大きなシボレーよりも小さなキャデラックがエライ」みたいなことはない。
だから日本にはレクサスが馴染まないといえたが、近年のトヨタ車の拡販には輸入車ユーザーを引き戻す必要もあり、2005年8月に日本国内でレクサスが開業した。
そして、今年はレクサスが日本で展開を開始してから、ちょうど10周年に当たる。そんな節目の年に日本で発売されたのが「レクサス LX」だ。
LXのベースとなった「ランドクルーザー200」との違いをチェック!
初代LXは北米で1996年に設定され、「トヨタ ランドクルーザー」をベースにした上級モデルだった。なので2代目のLXは、日本ではランドクルーザーシグナスとして販売されている。
この後、2007年に現行ランドクルーザーをベースにした3代目LXが登場したが、日本では販売されず、2015年8月20日に発表された。背景にはLXのマイナーチェンジがある。
日本では新型車だからマイナーチェンジとは受け取られないが、海外仕様は内外装や走行性能が変更を受け、この導入を機に日本国内でも売ることになった。国内におけるSUV人気の高まりもあるだろう。
LXのベースは、前述のように2015年8月15日にマイナーチェンジを受けたランドクルーザーだ。この時に新採用された安全装備などがLXにも装着される。
ボディの基本部分もランドクルーザーと同じだが、フロントマスクはかなり違う。
レクサス車とあってスピンドルグリルが装着され、直線基調のボディサイドとは少々不釣り合いながら、ランドクルーザーとは別のブランドであることを主張している。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。