レクサス新型 LS 登場直前に最終型『LS460』の実力を試乗チェック(1/2)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:原田淳
新型の噂も聞こえ始めたレクサス LS
レクサスの最上級セダン”LS”の現行モデルは2006年に誕生し、早くもデビューから10年を迎えた。その間、2012年秋に大規模なマイナーチェンジを実施したほか、常にアップデートを繰り返してきたが、いよいよ次期モデルの噂もチラホラ。そんな中、改めてLSに試乗してみることで、その熟成ぶりを確認してみることにした。テストしたのは、自らセルシオ(日本以外では”LEXUS LS”として販売)を2台購入したこともある自動車評論家、国沢光宏さん。LSにはそう言えば久しく乗ったことがないと話す国沢さん。フラッグシップモデルの実力はまだ現役レベルなのか。気になるインプレッションをお届けする。
国沢光宏、実は”セルシオ”好きだった
ちなみに私は初代セルシオと、3代目セルシオに乗っていたほどのセルシオ好きです。現行モデルも”ブランド代”だけで200万円も高い値付けになってしまった『レクサス LS』でなく、質実剛健&納得プライスのトヨタ セルシオだったら乗っていたかもしれません。
そう考える人は多いようで、セルシオ時代より販売台数は激減している。
ハナシが脱線した。試乗車は標準ボディに392馬力を発生する4600ccのV8搭載モデルで、安倍首相が乗る公用車LS 600hLよりリアシートのレッグスペース若干狭い。そもそも公用車は軽防弾仕様だろうから、スペック的に全く違いますけど。
>>レクサス LS(F40型 最終モデル) フォトギャラリー
またも脱線するけど、車重のある防弾車の乗り心地は決して良くない。普通のLSの方が快適だ。
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