レクサス 新型IS 新型車解説 -ベストグレードはハイブリッドモデルの「IS300h・Fスポーツ」!-(1/4)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:茂呂幸正
新たにハイブリッドもラインナップされるレクサス 新型IS
クルマ好きの読者諸兄にとって2013年5月16日に発売された新型「レクサス IS」は、かなり関心度の高いクルマだろう。
レクサス 新型ISの外観は、かなり目立つ。フロントマスクに装着されたスピンドル(糸巻状)グリルは、他のレクサスモデル以上に鋭角的なデザインだ。
新型ISのボディサイドも、リアドアの下側付近からリアフェンダーにかけてウネるようなラインが入っており、スピンドルグリルとの相性は良い。スピンドルグリルは派手なデザインだから、ボディサイドも相応に仕上げることでバランスを取っている。
レクサス 新型ISのボディサイズは、全長 x 4,665mm、全幅 x 1,810mm、全高 x 1,430mmと、先代型に比べ80mm長い。また、ホイールベースは2,800mmと70mm伸ばされた。つまり、全長の拡大分の大半をホイールベースに費やし、オーバーハング(ボディがタイヤから前後方向に張り出した部分)はほとんど変わっていない。
新型ISのプラットフォームは、2003年に登場した12代目クラウンがベース。ただし、燃料タンクから後方は現行のレクサスGSと同じく大幅に刷新され、走行安定性と乗り心地の向上が図られた。
新型ISでは、GSとベースを共通化する為に全幅が1,810mmと中途半端な数値になったが、ドアミラーまで含めた全幅は先代ISよりもわずかに狭い。最小回転半径も5.2mに収まり(4WDは5.4m)、先代型に比べると0.1m拡大しているが取りまわし性は悪くない。
注意したいのは“視界”だ。今日のクルマは、日本車、輸入車を問わずサイドウィンドウの下端が高い。しかも後ろに向けて持ち上げるから、以前に比べて斜め後方と真後ろの視界が大幅に悪化した。
そこで大半の車種がバックモニターを備えるが、後退は後方を振り返りながら行うのが基本だ。カーナビ画面のバックモニターはインパネに付くから使い勝手が悪い。側方から接近する自転車なども把握しにくく、新型ISを含めて注意を要するボディ形状が増えた。新型ISのボンネットは一応視野に入るものの、ボディ先端は見えない。
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