輸入車ミドルサイズSUV 徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:茂呂幸正
アメリカ、ドイツ、イギリスの輸入車ミドルサイズSUV 徹底比較
冬場の足として頼もしいのがSUV。
2011年にも魅力的なニューモデルがいくつか登場した中で、今回は多くの人が憧れるであろう、アメリカ、ドイツ、イギリスを代表する輸入車ミドルサイズSUVを比較する。
アメリカ代表は、フォードエクスプローラー。2011年7月にモデルチェンジ。SUV大国のアメリカで、20年前の誕生以来、長年にわたってベストセラーとして君臨してきたエクスプローラーが、従来のフレームシャシーを廃してモノコックボディを採用し、V6エンジンを横置き搭載するなど全面的に刷新された。価格はベーシックな「XLT」が440万円、従来の「エディバウアー」に換えて設定された上級の「リミテッド」(写真)が530万円。
ドイツ代表は、フォルクスワーゲン(以下VW)トゥアレグ。VWが手がけた初の本格的SUVであるトゥアレグは、初代モデルが2002年にデビュー。VWブランドへの信頼感や堅実な商品性が受けて、日本市場でも一定の人気を得た。2011年2月にモデルチェンジし、キープコンセプトの2代目モデルが登場。ガソリンエンジンの「V6ブルーモーション」(写真)が価格623万円、「ハイブリッド」が898万円。
イギリス代表は、ランドローバーディスカバリー4。名前のとおりディスカバリーとして4世代目となる同車は、2009年12月に発売。そして、2012年モデルが2011年12月より発売された。価格は「SE」が676万円、上級の「HSE」(写真)が796万円。
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