軽バンも「ドデカクつかおう」!?/ダイハツ「ハイゼット キャディー」報道発表会レポート
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:オートックワン編集部
「ウェイク」に軽商用車版が追加
ダイハツから新しい軽”商用車”「ハイゼット キャディー」が発表された。
ん!? これって何処かで見たことがあるぞ・・・と思われた方はスルドイ。コミカルなテレビCM「ドデカクつかおう」でもお馴染みのスーパーハイトワゴン「ウェイク」を基に造られたモデルなのだ。
アベノミクス「新・三本の矢」とハイゼット キャディーの関係とは!?
ハイゼット キャディー報道発表会には、タレントの菊池桃子さんがゲストとして登場した。
菊池さんといえば昨年秋、「一億総活躍国民会議」民間議員に起用され話題を呼んだ。安倍首相が提言する「一億総活躍社会」実現に向け、日本の深刻な少子高齢化問題(人口減少問題)に取り組むというもの。アベノミクス「新・三本の矢」に基づく政策で、具体的には待機児童や人手不足、賃金格差など、今の日本が抱える課題を解消しようとするものだ。中でも、女性やシニア層が働きやすい社会の仕組み作りに注目が集まっている。
と、そこで今回の「ハイゼット キャディー」へと話は繋がっていく・・・。
みんなを応援し、日本を元気にするクルマ
これまでの1BOX型軽商用車は、限られたボディサイズの中で最大限の荷物が積み込めるために設計されており、運転のしやすさや乗り心地といった面では軽乗用車には劣る面がある。また、タフに使い倒すべく後輪駆動(FR)をベースに設計されている反面で、荷室の床は少し高めだ。
しかしダイハツの調査では、実際のところ軽商用車をそこまで使い切っているケースは少なかったという結果も出ているというから興味深い。実際、軽乗用車でも室内空間が広い「タント」や「ウェイク」などを商用車として活用しているユーザーも少なからずいる。
そんな調査結果を基に開発されたハイゼット キャディーのコンセプトは「はたらく 楽ラク」。開発には様々な業種の法人・個人ユーザーにも調査し、設計へ反映させた。そしてハイゼット キャディーのプロトタイプを5社の企業へ貸すなどし、最終的な仕様としている。
軽商用車でありながら、より乗用車に近く運転がしやすいのが特長で、さらにFFレイアウトのため荷室の床も低く、荷物の積み下ろしも容易になっている。また予防安全装備についても乗用車同等の仕様としている。
そう、女性やシニア層でも「楽ラク」に扱えるというワケだ。
ハイゼット キャディーを実際に見た菊池桃子さんも「時代のニーズに適した ”人を応援してくれる”商品。日本を元気にするクルマ」だと高く評価。「女性やシニア層がこれまで以上に社会進出を果たすため、彼らを応援する声が強くなることが望ましい。一緒に頑張りましょう」とメッセージを伝えた。
[Photo&レポート:トクダ トオル(オートックワン編集部)]
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