ダイハツ 新型ムーヴ 試乗レポート/松下宏(1/3)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:オートックワン編集部
ガソリン車トップの低燃費「27km/L」を実現した新型ムーヴに試乗する!
ムーヴはダイハツの主力車種として、安定した売れ行きを続けてきたモデルだ。
最近でこそタントのほうが良く売れているが、ムーヴの3代目モデルはワゴンRを破って軽自動車の販売ランキングで首位(当時は登録車を合わせても首位だった)に立っており、4代目モデルではタントと合わせて売れ行きは好調で、ダイハツを軽自動車のトップメーカーへと躍進させる原動力となった。
今回のモデルは5代目にあたり、さらなる低燃費化や利便性・快適性、優れた安全性能などをテーマに開発が進められた。
新型ムーヴにおける最大の特徴である燃費については、自然吸気のDOHCエンジンにCVTを組み合わせ、さらにアイドリングストップ機構である「エコアイドル(eco IDLE)」を採用したことで、ハイブリッド車を除いた全ガソリン車(軽・普通車)中トップの、「27.0km/L」という低燃費を実現している。
エクステリアは、新型となっても従来と同様に「標準系」と「カスタム系」の2種類が設定されている。標準系はルーミーなワンモーションフォルムが特徴で、カスタム系はダイナミックさが強調されている。
インテリアについても、標準系とカスタム系とで明確な違いが設けられている。
基本パッケージングにおける最も大きなポイントは、ホイールベースを短くしたことだ。従来のムーヴはスペース系の軽自動車として広さを徹底追及し、モデルチェンジを重ねるごとにホイールベースを延長してきたが、今回は大きく方針を転換してきた。
ムーヴはすでにスペース系の軽自動車ではトップの広さを確保しているほか、ダイハツのラインナップにはモアスペース系としてより広い室内を持つタントがあるため、あえて空間の拡大を追求しなかった。
また、車両重量で35kgの軽量化を実現したのも大きい。工夫を積み重ねることで、大幅な軽量化を実現し、これが低燃費に繋がっている。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。