ダイハツ ミラ イース(e:S) 新型車解説(1/4)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:オートックワン編集部
2009年の東京モーターショーに出品されたイース(e:S)というコンセプトカーは、全長を短くした3ドアハッチバックのボディを採用することで車両重量を軽くし、2気筒エンジンによって効率を高めることと合わせて低燃費を実現していた。
今回登場したミラ イースは、コンセプトカーの技術などを盛り込んだ部分はあるものの、ボディタイプはより実用性の高い5ドアハッチバックで、エンジンも軽自動車で一般的な3気筒が採用された。その意味では普通のクルマに近づいたともいえるが、それでも30km/Lの低燃費を実現したのだから大したものだ。
また低価格の軽自動車という観点から見ると、ダイハツにはエッセという低価格車がある。エッセは2005年12月に登場しているので、今はちょうどフルモデルチェンジのタイミングにある。
その意味で、ミラ イースはエッセの後継モデルともいえるが、エッセの名前があまり浸透しなかったので、ダイハツの有力ブランドであるミラを冠したミラ イースとして発売されたようだ。
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