【試乗】BMW i8海外試乗レポート/今井優杏(1/3)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:ビー・エム・ダブリュー株式会社
クルマと旅は切っても切れない関係性にある
『遠くに行きたい』という気持ち。それはおそらく古来からの全人類の夢で、だからこそこうして生き馬の目を抜く勢いでクルマや飛行機がどんどこ進化してきたわけなのだけど、今だってそれは過ぎ去った時代の感傷ではない。
素敵なクルマに乗ったらどこか遠くに行きたいし、そのクルマでしか出逢えない世界を知りたい。それはこれまでのクルマとはきっとずっと違うもので、きっとずっと素敵なものに違いない。
だから旅に出る。みんな知ってるとおり、クルマと旅は、まるで桜餅を必ず桜の葉が包んでいるっていうくらい、とても密接な関係にある。そしてそれはガソリンエンジンに電気モーターを積んでさらに、おうちのコンセントからそのモーターにサックリ充電できるようになった時代、それすなわち現代になったって、変わらない浪漫なのだ。浪漫……あらためて、なんていい言葉なんだろう!
i8のラゲッジにピッタリ納まるように設計されたルイ・ヴィトンのバッグも公開された
そんなすべての旅人の旅情を揺さぶるバッグが、ルイ・ヴィトンから発表された。
しかもそれはこの夏日本での発売が決まり、導入を心待ちにされているBMWの新しいラインナップであるiシリーズの次男坊、「i8」のラゲッジにピッタリ納まるように専用に設計されているのだ。
そのバッグは異なる4つのピースから完成し、i8の荷室と空間にぴったりと収まるようにミリ単位で設計されている。黒く濡れたように美しいレザーのフラップと組み合わされるのは同じく漆黒のマニッシュなダミエ柄。女性が持つには覚悟が必要なくらい硬派な雰囲気を漂わせるのだが、それはこのバッグの素材に秘密があるらしい。それには後々迫るとして、これも古来から決まっていることがある。
イケてる旅人にとって、旅にはルイ・ヴィトンをわんさか携えて出かけるのが、やっぱりクールなんである。
先日、アメリカ・サンタモニカにて行われた国際試乗会にて、i8と同時にこのバッグが公開された。
2009年のフランクフルトモーターショーでコンセプトカーが発表されてから5年の時を経て市販化された“未来のBMW”iシリーズは、すでに電気自動車であるi3が日本市場にも導入されていて、軒並み好意的に迎えられていると感じている。
その第二弾であるプラグインハイブリッドビークルのi8もいよいよこの夏、日本での発売を控えているのだが、個人的な感想から言ってもその求心力はすごい。すでにオーダーを入れたという知人も数人(!)いる。
それはもちろん、新しいクルマであるという話題性もさることながら、クルマ自体の持つストーリーに強く惹かれる面も多分にあるようだ(男子ってほんと、物語性に目がない生き物なのですね)。
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