【高速道路】高速道路の法定路線名には不思議がいっぱい!
- 筆者: 清水 草一
- カメラマン:清水草一
【高速道路】高速道路の法定路線名には不思議がいっぱい!
日本の高速道路の法定路線名を見ると、いくつか興味深いものがあります。
その1)新空港道と関西空港道は、それぞれ正式には「成田国際空港“線”」と「関西空港“線”」であり、他の名称がすべて「自動車道」であるとのは違っています。
新空港道は延長3.9キロで、日本一短い高速自動車国道です。関西空港道も6.6キロしかありません。つまり短すぎるがゆえに、「自動車道」ではなく「線」にされたのです。
その2)上信越道は、関越道の支線で、法定路線名は関越自動車道です。
その3)長野道は、中央自動車道の支線です。
その4)外環道は、東関東道、常磐道、東北道の一部という扱いで、特に練馬~川口間は、3路線が重複している形ですが、なぜこうされたのか謎です。また、関越道の始点は「三鷹市」となっており、外環道東京区間の三鷹付近(中央道との結節点)までは、関越道の扱いであることがわかります。
その5)関門橋は関門自動車道(延長9.4キロ)でかなり短いですが、「線」ではなく「自動車道」です。ただ、中国道とも九州道とも独立した存在であるにもかかわらず、道路案内標識には「関門自動車道」という表記がまったくなく、中国道と九州道が、橋を境にあいまいに連続しているように感じさせます。
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法定路線名は、実用性をまったく考慮せずにお役所仕事でつけられているので、いくつもの区間で重複していたり、飛び飛びになっていて、辿っているとだんだん阿呆らしくなってきますが、鉄道ファンのような、妙なマニア感には浸れます。
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