【フェラーリ神話】創業以来、宣伝広告費はゼロ!

【フェラーリ神話】創業以来、宣伝広告費はゼロ!
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フェラーリに関する神話のひとつに、こういうものがあります。

「フェラーリ・ネバー・アドバタイズ」

フェラーリは決して広告をしない。広告などする必要がない。買いたい者は、「売ってください」と頭を下げてやってくる。そういうことです。

これは決してウソ偽りではなく、実際にフェラーリ本社は、創業以来ただの一度も宣伝・広告をしたことがありません。仮に雑誌広告があったとしたら、それは地元ディーラーが出したもので、本社は創業以来、一銭も広告費を出したことがないのです。

こんなことは、通常の自動車メーカーでは絶対あり得ません。

もともとフェラーリはレースをやるために創業された会社で、市販車の販売はその資金稼ぎとして始められたという経緯があります。広告をしてまで売る気など、さらさらないのです。

あえて言えば、F1マシンを走らせていることが最大の広告ですが、フェラーリにとってはF1での勝利こそが会社の存在目的で、決して市販車の宣伝のために走っているわけではありません。

そのあたりが、他のF1参戦自動車メーカーと根本的に異なります。

ですから、フェラーリだけは「景気が悪くなったからF1から撤退します」ということはあり得ません。逆に「市販車の生産から撤退してF1に専念する」という可能性ならあります。

MJブロンディの「ひとりごと」

昨年、レギュレーション問題でフェラーリが他のメーカーと連合してF1から撤退すると報道されましたが、フェラーリが現在のF1主催団体から脱退したとしても、必ず他のF1レースを立ち上げます。

その場合、フェラーリがいる団体がF1の本家となることは確実。フェラーリのいないF1など考えられないからです。逆に言うと、F1グランプリというレースは、フェラーリと一緒に走ることに意義があるのです。

フェラーリはF1の太陽なので、太陽のいない太陽系などあり得ません。

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清水 草一
筆者清水 草一

1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。代表作『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高はなぜ渋滞するのか!?』などの著作で交通ジャーナリストとしても活動中。雑誌連載多数。日本文芸家協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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