【試乗】ボルボV70 T5 SEで駆ける! 冬の「函館→東京」長距離試乗レポート/今井優杏(6/6)

【試乗】ボルボV70 T5 SEで駆ける! 冬の「函館→東京」長距離試乗レポート/今井優杏
ボルボV70 T5 SEで駆ける! 冬の「函館→東京」長距離試乗レポート/今井優杏 ボルボV70 T5 SEで駆ける! 冬の「函館→東京」長距離試乗レポート/今井優杏 ボルボV70 T5 SEで駆ける! 冬の「函館→東京」長距離試乗レポート/今井優杏 ボルボV70 T5 SEで駆ける! 冬の「函館→東京」長距離試乗レポート/今井優杏 ボルボV70 T5 SEで駆ける! 冬の「函館→東京」長距離試乗レポート/今井優杏 ボルボV70 T5 SEで駆ける! 冬の「函館→東京」長距離試乗レポート/今井優杏 ボルボV70 T5 SEで駆ける! 冬の「函館→東京」長距離試乗レポート/今井優杏 ボルボV70 T5 SEで駆ける! 冬の「函館→東京」長距離試乗レポート/今井優杏 ボルボV70 T5 SEで駆ける! 冬の「函館→東京」長距離試乗レポート/今井優杏 ボルボV70 T5 SEで駆ける! 冬の「函館→東京」長距離試乗レポート/今井優杏 ボルボV70 T5 SEで駆ける! 冬の「函館→東京」長距離試乗レポート/今井優杏 画像ギャラリーはこちら

色々あって、青森から東京まで14時間半・・・ようやく無事に帰還

ボルボV70 T5 SEで駆ける! 冬の「函館→東京」長距離試乗レポート/今井優杏

”暖ったかい~♪”特別なスープでお腹を満たし、我々は3人で交代しながら東京へのロングドライブに挑んだが、その道のりは決して容易ではなかった。トラップは2重に存在していたのである。

規制区間が終わり、やっと東北道に合流して間もなく、なんと今度は一関を過ぎたあたりで事故渋滞&またもやの通行止め!手前からミッチリ動かないとの情報が、先行部隊と道路情報から入ってきたのだ。

ボルボV70 T5 SEで駆ける! 冬の「函館→東京」長距離試乗レポート/今井優杏

アタマを切り替え、渋滞しているICの一つ手前で降り、ディナータイムで渋滞をやり過ごす。そうこうしているうちに日本道路交通情報センターの道路情報で、事故処理を示す紫表示が消えたため再び高速道路に戻ったのだが、こうしてアタフタああでもないこうでもないとリルートにリルートを繰り返すドライブはタフだ。その後はスムーズに都内を目指すことが出来たが、都心のゴールにたどり着いたのはなんと、午前2時30分だった。

V70は後席シートの快適度も極めて高い

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ドライブの間中、ドライバーチェンジがあったおかげで助手席にも後部座席にもかなりの時間試乗できたのは幸いだった。

前席ほどではないが、後部座席の快適性はかなり高い。シートがバケットシート形状になっているので、身体がブレずにゆったりと座ることが出来る。後部座席の真ん中はそのために少し盛り上がったような形状になっており、常に3人で後部座席を埋めるような用途には向かないが、2人ならニークリアランスも抜群で、前席からの視覚的な圧迫感も少なく、快適な時間を過ごすことが出来る。路面の入力から来る突き上げなんて微塵もない。

また、エステートの呼び名の通り、ラゲッジ部分の使いやすさは突出しているし、カメラ機材含む大人3人分の旅の荷物でさえも軽々飲み込むから、家族でのレジャーを日常にしている方にもすすめたい。

ロングドライブを助けてくれる10以上の安全・快適装備が標準で付いてくる

ボルボV70 T5 SEで駆ける! 冬の「函館→東京」長距離試乗レポート/今井優杏

何よりもこれだけのロングドライブでかなりの恩恵を受けたのが、ボルボが世界に誇る安全技術『インテリセーフ10(テン)』だ。もしものときの衝突回避フルオートブレーキシステムはもちろんのこと、全車速追従型アダプティブ・クルーズ・コントロールは長時間の運転のストレスを緩和して疲労度を軽減してくれる機能であることは間違いない。他メーカーの安全技術系はオプション扱いとなっているものが多い中、ボルボ V70はここまでの技術を導入したシステムが全車に標準装備される。素晴らしいことだと思う。

V70はロングドライブでも居心地の良い ”安らげる場所”だ

ボルボV70 T5 SEで駆ける! 冬の「函館→東京」長距離試乗レポート/今井優杏

ボディサイズ的にガチで競合になるのはメルセデス・ベンツEクラスのステーションワゴンやBMW 5シリーズのツーリングなのだが、競合しているのはセグメントだけかもしれない。価格的にも競合に比べるとややお買い得感のあるプライスタグになっているのだが、ただ単にお安いというのでもないのだ。

むしろ実際にV70のウリになるのは、冬の長い北欧ならではの“部屋”に対する考え方から構築された、室内空間の豊かさ・暖かさにある。その先に決して破綻しない安全への信頼性があり、そしてドライブフィールも決してそれを裏切ることはない。あくまでもV70が目指すのは居心地の良さ、安らげる場所なのだ。

ボルボV70 T5 SEで駆ける! 冬の「函館→東京」長距離試乗レポート/今井優杏

走りに高揚感を求めるドイツ車の目指す着地点やベクトルとはちょっと違うところに、V70の魅力はある。長い時間を過ごす場所だからこそ安らいだ時間にしたいと考える人には、これ以上に寄り添える相棒はいないのではないだろうか。

[レポート:今井優杏]

※画像をクリックすると、ロングドライブの模様をより詳細にチェックできるフォトギャラリーページへとジャンプします。

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ボルボ 新型 V70 T5 SE[FF・2015年モデル] 主要諸元

ボルボV70 T5 SEで駆ける! 冬の「函館→東京」長距離試乗レポート/今井優杏

全長x全幅x全高:4815x1890x1545mm/ホイールベース:2815mm/車両重量:1710kg/駆動方式:前輪駆動(FF)/乗車定員:5名/エンジン種類:インタークーラー付ターボチャージャー 直列4気筒 DOHC 16バルブ ガソリン直噴エンジン/総排気量:1968cc/最高出力:245ps(180kW)/5500rpm/最大トルク:35.7kg-m(350N・m)/1500-4800rpm/トランスミッション:ギアトロニック 8速オートマチックトランスミッション/燃料消費率:14.3km/L[JC08モード燃費]/タイヤサイズ:225/50R17/車両本体価格:5,290,000円[消費税込み]

ボルボV70 T5 SEで駆ける! 冬の「函館→東京」長距離試乗レポート/今井優杏

※長距離試乗レポート車(ボディカラー:トワイライトブロンズメタリック)及び撮影車(クリスタルホワイトパール)には、「メタリックペイント」83,000円/「チルトアップ機構付電動ガラス・サンルーフ」177,000円/「レザーパッケージ」(本革シート/助手席8ウェイパワーシート/フロント・シートヒーター/モダンウッドパネル・ロールトップ/パドルシフト/12セグ地上デジタルTV・リモートコントロール付)260,000円等のメーカーオプション・オプションパッケージを装着。さらにクリスタルホワイトパールの撮影車にはオプションの18インチアルミホイール+235/40R18タイヤ(80,000円)を装着。

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今井 優杏
筆者今井 優杏

自動車ジャーナリストとして、新車や乗用車に関する記事を自動車専門誌、WEBメディア、一般ファッション誌などに寄稿しながら、サーキットやイベント会場ではモータースポーツMCとしてマイクを握り、自動車/ モータースポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える活動を精力的に行う。近年、大型自動二輪免許を取得後、自動二輪雑誌に寄稿するなど活動の場を自動二輪にも拡げている。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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