【試乗】ボルボV70 T5 SEで駆ける! 冬の「函館→東京」長距離試乗レポート/今井優杏(5/6)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:和田清志
イマドキのカーフェリーはクルマを降りずにスマートにチェックインできる
ビュウビュウと横殴りの雪が視界を奪うなか、フェリーターミナルに到着した。函館中心部からはクルマでわずか10分ほど。
実は花も恥じらう女子大生時代、バイクにテントと寝袋積んで北海道をキャンプしつつ一周した私だったが、フェリーで海を渡るのはそれ以来(!)。
知っていますか皆さん、今やフェリーに乗るのだって、事前にインターネット上で支払を済ませれば、QRコードをピっとかざしただけでスマートチェックインできることを。ものすごい便利だ。
さらに言えばフェリーには女性専用客室もあり、メンズの目を気にすることなくガッツリ仮眠出来るのも素晴らしい。
フェリーの旅、ちょっと見直してしまった。
嗚呼、津軽海峡冬景色!
しかし、降り立った青森港フェリーターミナルはやっぱり吹雪。しかもこれから利用しようと思っていた東北自動車道の碇ヶ関(青森県内)~盛岡(岩手県内)まで127km区間が積雪・吹雪のため閉鎖!
実は途中、T編集部員は撮影ポイントに立ち寄りながらの道中を綿密にセッティングしてくれていた[・・・地吹雪で凍てつく津軽平野、向こうに見える岩木山、その麓を駆け抜ける風情溢れる津軽鉄道のストーブ列車・・・うう、撮影したかったぁぁ~(涙):編集部T注]。
しかし、もうこうなったらソレどころじゃない[しくしく]。迂回して都内に向かうとしたら、ノンストップで走り続けてもゴール到着は午前様確定である。
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