autoc-one.jp 記事・レポート 特集 特別企画 絶好調の最新ボルボ、実はバリュー・フォー・マネーにも優れていた ~その魅力、デザイン性や最先端の安全性能だけにあらず~

特別企画 2018/10/31 23:12

絶好調の最新ボルボ、実はバリュー・フォー・マネーにも優れていた ~その魅力、デザイン性や最先端の安全性能だけにあらず~(1/3)

関連: ボルボ V60 , ボルボ XC40 Text: 渡辺 陽一郎 Photo: 佐藤 正勝・島村 栄二・小林 岳夫
ボルボ XC40 T4 モメンタム(FF)
(手前右)ボルボ XC40 T4 AWD インスクリプション(4WD)/(奥)ボルボ XC40 T4 モメンタム(FF)ボルボ XC40 T4 モメンタム(FF)ボルボ XC40 T4 モメンタム(FF)ボルボ XC40 T4 モメンタム(FF)画像ギャラリーはこちら

クルマ選びのお買い得度は様々な要素をチェックする必要がある

商品やサービスの価値は、機能などの内容と価格のバランスで決まる。クルマであれば、居住空間の快適性や荷室の使い勝手、内外装のデザインや質感、走行性能、乗り心地といった様々な要素に対し、価格がどのような設定になるかで買い得度が判断される。

そして人気カテゴリーの場合、国内外の複数メーカーから多彩なライバル車種が用意されており、クルマの価値は相対評価で決まっていく。現時点で買い得だと判断されても、翌年にライバル車が一斉に新型になって商品力を大幅に高めたら、機能に対して価格の割高なクルマになることもあり得るから、その評価も常に変化していく。装備面で言えば、緊急自動ブレーキに代表される先進安全機能が急速に進歩している点も見逃せない。

こうした相対評価のいっぽうで、内外装のデザインや質感、乗り心地は乗員の好みに影響される面も大きく、実際にクルマを見たり運転してみないと最終的な判断がしづらい。

このようにクルマのお買い得度を判断するには、車両と併せて装備内容も細かくチェックする必要がある。

ただ安全だから凄いのではない、安全を等しく全てのボルボ車に提供するから凄いのだ

ボルボ XC40 T4 モメンタム(FF)ボルボ XC40 T4 モメンタム(FF)

中でも最近、ユーザーの関心が集まる先進安全装備や運転支援機能に注目してみよう。

「安全」といえばボルボの名は真っ先にあがるが、ここへ来てボルボでは買い得度までも強めてきたのだから凄い。安全装備ではグレード間に格差を設けず、常に最先端の安全性が得られるよう配慮している。

例えば人気コンパクトSUV「ボルボ XC40」で実例を挙げてみよう。

価格が最も安いベーシックグレード、389万円(消費税込、以下同)の「T4」にも、16種類以上の先進安全装備や運転支援機能がフルに装着される。

“City Safety”(シティセーフティ:衝突回避・軽減フルオートブレーキシステム)は、対車両だけでなく歩行者、自転車、大型の動物も検知して緊急自動ブレーキを作動させ、さらに夜間走行にも対応した。対向車線からハミ出してきた車両とのブレーキによる衝突回避を支援する対向車対応機能(2018年9月から国内導入開始の新型V60より採用された新機能で、XC40でも2019年モデルから対応してきた)、ステアリング操作まで支援して、対向車との衝突回避を助ける“オンカミング・レーン・ミティゲーション”、自車が右折しようとしている時に直進する対向車との衝突を避ける“インターセクション・サポート”など、コンパクトなXC40にも、V60など上位モデルと同等の先進安全装備を標準採用している。

運転支援の機能としては、先行車との車間距離を自動調節しながら追従走行する“全車速追従型ACC”(アダプティブ・クルーズ・コントロール)、車線の中央を走れるようにパワーステアリングを制御する“パイロットアシスト”などが備わり、ドライバーの疲労を軽減する。ドライバーの運転をサポートすることで、さらに安全性も高まるというわけだ。

「City Safety」(衝突回避・軽減フルオートブレーキシステム)機能紹介【VOLVO公式動画】

ボルボ XC40おススメのグレードは!?

ボルボ XC40 T4 モメンタム(FF)

このように列記してきた数々の高機能がベーシックな「T4」にも標準装備される点は非常に魅力的だが、同グレードはHDDナビゲーションシステムや12セグ地デジTVなどが備わらない(9インチのタッチスクリーン式センターディスプレイやボイスコントロール、FM/AMラジオ等は備わり、Apple CarplayやAndroid Autoには対応する)。スマホの地図アプリを主に用いるのならT4もアリだが、一般的にはカーナビなどの快適装備が標準装着され、内外装のデザイン性や質感も高まるXC40 T4 モメンタム/T4 AWD モメンタムが推奨される。価格は439万円(FF)/459万円(4WD)だ。4WDは価格差を20万円と少額に抑えており、筆者はこのXC40 T4 AWD モメンタムをイチ推しとしたい。

T4に搭載されるエンジンは直列4気筒 2リッター ガソリン直噴ターボで、最高出力は190馬力(4700回転)、最大トルクは30.6kg-m(1400~4000回転)と余裕がある。モメンタムグレードは、内装の質が高いことも注目される。

ボルボ XC40とライバルのドイツ製コンパクトSUV、バリュー・フォー・マネー度を徹底比較

それならば、ボルボの買い得度をライバル車と比べたらどうなるか。新世代のボルボ車はいずれも内装の質、シートの座り心地、走行安定性、乗り心地などを大幅に向上させている。ここではドイツのプレミアムブランドを代表して、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディの各コンパクトSUVと徹底比較したい。

メルセデス・ベンツ GLA 特別仕様車「オフロードエディション」を発売

まずはメルセデス・ベンツだが、XC40のライバル車はコンパクトSUVの「GLA」だ。

XC40のT4 AWD モメンタムに近いグレードは、直列4気筒2リッターターボを搭載する4WDグレード、GLA220 4マチックになる。価格は458万円だから、XC40 T4 AWD モメンタムとほぼ同額だが、GLA220 4マチックはブラインドスポットアシストなどをセットにしたレーダーセーフティパッケージを20万1000円のオプションにしている。

そもそもGLAには、“インターセクション・サポート”や、高度な操舵支援を行う“パイロットアシスト”などに類した、いわゆる自動運転(レベル2)に相当する先進機能は装着されないため、安全面において特にXC40との差が大きい。

このほか運転席の電動調節機能もセットオプションに含まれ、カーナビは17~20万円のディーラーオプションだ。こうなるとXC40は、非常に先進的で高機能な割に価格を随分と抑えたと判断される。

BMW X1 xDrive18d URBANISTA(アーバニスタ)/西日本地区限定の特別限定車

BMWでは「X1」がライバル車だ。

比較対象となるグレードは、直列4気筒2リッターターボエンジンと4WDを組み合わせるX1 xドライブ 20iスタンダードになる。価格は458万円だから、メルセデス・ベンツ GLA220 4マチックと同額だ。このカテゴリーは人気が高いためにライバル争いも激しく、買い得グレードが狭い価格帯に集中している。

X1 xドライブ 20iスタンダードの装備を見ると、車間距離を自動調節できるクルーズコントロールなどのセットオプションが15万5000円、運転席の電動機能は12万8000円のセットオプションになる。装備だけ見てもXC40 T4 AWD モメンタムは28万円ほど割安だ。

加えて、先に述べたXC40に相当する先進安全&快適装備はそもそも用意されないため、買い得度ではさらに差が開く。

アウディ Q3 Sライン コンペティション

アウディでは「Q3」がライバル車になる。

XC40 T4 AWD モメンタムと同様の性能を備えた4WDグレードは、直列4気筒 2リッターターボのQ3 2.0 TFSI クワトロだ。価格は469万円だから、XC40に比べて10万円高い。こちらはわずか10万円の差だが、装備面で見てみると、カーナビが24万円のオプションで、安全装備も異なる。Q3は車線逸脱を防ぐ機能を17万円のオプションとして用意したが、それ以上の装備はない。こうして比較してみると、XC40は少なくとも50万円以上は割安だし、それ以上に圧倒的な先進性も備える。

以上のようにボルボ XC40 T4 AWD モメンタムは、一見すると価格こそメルセデス・ベンツ GLA220 4マチック、BMW X1 xドライブ 20iスタンダード、アウディ Q3 2.0 TFSI クワトロとほぼ同程度だが、まず快適装備の水準が大幅に上回る。そのうえでXC40は、XC60などの上級車種と同等の先進安全装備を標準採用しており、GLAやX1では得られない機能も多く含まれるから、ますます買い得度が強まるわけだ。

加えて内外装の質、少し機敏に反応するスポーティな運転感覚なども魅力だから、XC40の買い得度はドイツのプレミアムブランドよりも強いと言って良いだろう。

>>ボルボ 新型V60とライバルのドイツ製ステーションワゴン、バリュー・フォー・マネー度を徹底比較[次ページ]

【お車の買い替えをご検討中の方へ】

■下取り相場は調べられましたか?
車の乗り換えを行う際、よくある失敗はディーラーで営業マンから好条件を提示され、ハッキリした下取り価格を知らずに手放してしまうパターンです。一件好条件に見えても、実は下取り相場より安く、損をしてしまうことも。
■買取専門店にお願いするのも一つの手
買取専門業者は様々なメーカー・年式の車種、また改造車や希少車でも適正価格で転売するノウハウを持っているので、よりディーラー下取りより高く買い取ってもらえる可能性が高いといわれています。一括査定サービスを利用すれば、同時に複数の買取店に査定を依頼できるので便利です。
■【Ullo(ウーロ)】の一括査定なら翌日18:00に査定結果をお届け!
オートックワンの一括査定サービスUllo(ウーロ)ならお申し込みの翌日18:00に、複数買取業者からの査定結果をお届けします。さらに、よく一括査定で聞く、しつこい営業電話などは一切なし。
申込んだら「いつの間にか」査定が終わっています。

ボルボ V60 の関連編集記事

ボルボ V60の新車記事の一覧。新型車や注目の自動車の解説記事、試乗レポートなど、オートックワンがお届けする最新の自動車記事をご覧になれます。

ボルボ V60 の関連編集記事をもっと見る

ボルボ V60 の関連ニュース

この記事にコメントする

オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック! オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!
編集企画(パーツ・用品)PR