ボルボ V60・S60「Luxury Edition」[特別仕様車] 試乗レポート/渡辺陽一郎(2/3)

ボルボ V60・S60「Luxury Edition」[特別仕様車] 試乗レポート/渡辺陽一郎
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世界トップクラスの安全装備を惜しみなく盛り込んだ

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そしてボルボの「セーフティパッケージ」は、20万5715円というオプション価格自体、機能を考えれば割安になっている。

歩行者や自転車も識別して万一の時には自動ブレーキを作動させるヒューマン・セーフティ。車線内を走行できるようにステアリングを穏やかに修正したり、車線逸脱時にはステアリングを振動させるなどの警報を発するレーンキーピングエイドとレーンデパーチャーウォーニング。2車線道路などで、並走したり斜め後方に位置する車両の存在を知らせるブラインドスポットインフォメーションとレーンチェンジマージエイド。後退しながら車庫入れから出る時など、左右から近づく車両の存在を知らせるクロストラフィックアラートなどが備わる。

さらに夜間にハイビームで走行中、対向車や先行車がいると、相手車両が眩惑しないようにハイビームの照射範囲を調節するフルアクティブハイビームも装着した。この機能は眩惑させる部分だけを遮るため、それ以外の部分はハイビームが維持され、明るい視界はほとんど影響を受けない。カメラセンサーを使うことで、綿密な制御が可能になった。

このほかにも先行車との車間距離を自動調節するアダプティブクルーズコントロール、ドライバーの疲労を検知して警告するドライバーアラートコントロールなどが備わり、安全性の大幅な向上を図った。

レザーパッケージとしては、本革シート、助手席8ウェイパワーシート(運転席パワーシートはT4 SEに標準装着)、12セグ地上デジタルTVが含まれる。

買い得感ある「V40」との価格差が特別仕様車で妥当な線へと落ち着いた

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ここまでV60/S60 ラグジュアリー・エディションが買い得感を強めると、V40との違いも気になる。V40のT4 SEは338万4000円で、セーフティパッケージは標準装着される。これにレザーパッケージとPCCキーレスドライブを加えると、362万572円だ。V60 ラグジュアリー・エディションは419万円だから、約57万円の価格差になる。セダンのS60 ラグジュアリー・エディションとの比較なら約37万円だ。

V40とV60のボディサイズの違いによる室内・荷室空間の余裕度の差異、いっぽうでV40とV60の各T4 SEが同じエンジンを搭載すること等を考えると、約57万円という価格差はバランスが取れているように思える。

そもそもV40は冒頭で述べたように価格がきわめて割安。V60とS60をそのレベルに近付けたのが、V60/S60ラグジュアリーエディションと考えれば理解しやすい。この特別仕様車の装備と価格をチェックしたことで、改めてV40の買い得度に気付かされた。

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もうひとつ気になるのは、特別仕様車ではないベースモデルのV60/S60T4 SEの在庫車を、今後どのように売るかということ。けっこうな値引きになるのだろう。このようなケースはボルボに限らず、どの輸入車にも共通して見られる特徴だ。200万円以下の廉価な日本車とは違う、比較的高額な価格設定の特殊性ともいえそうだ。

[次ページへ続く]

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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