ボルボの次世代エンジン「Drive-E」初のポールスターチューン!S60&V60ポールスター・エボリューション先行試乗!(2/3)
- 筆者: 桂 伸一
- カメラマン:ボルボ・カー・ジャパン
ロードカーの2リッター4気筒ガソリンユニットとして史上最強!
Drive-E初のポールスターチューンT6は、カムシャフト、コンロッド、大容量ターボチャージャー、燃料ポンプ、大口径エアインテーク、エキゾーストシステムもパイプ径を太くして、すべての吸排気系を高効率化。
過給圧をベースの1.2barから2.0barまで高めて367ps/470Nm(ベースは320ps/400Nm)と、ロードカーの2リッター4気筒ガソリンユニットとして史上最強を誇る!!
現行モデル='16年式ポールスターに搭載の3リッター直列6気筒ターボの「T6」(記号が同じだからややこしい)が350ps/500Nmだから、パワーで勝りトルクで“劣る”・・しかし、そこには環境性能、燃費性能のほか、時代の要求に答えるメーカー製チューンドコンプリートカーだけに様々な要件に対応する能力が含まれている。
新型は環境と経済性に則したハイパフォーマンスユニットだ
ミッションは8AT。'16年式は6AT、どちらもアイシンAW製トルコンATで、多段化による恩恵は1速~2速をよりローギヤード化してゼロスタート加速時に無駄なエネルギーを使わず軽快な加速力を引き上げ、逆に8速のトップギヤはハイギヤード化してエンジン回転を下げて効率アップ。
前進は前段ロックアップでダイレクトなうえポールスターではさらに変速の速度をクイックにした。
最高速度は250km/hとどちらも変らないが、0-100km/h加速は'16年式が4.9秒に対して新型は4.7秒!! という事は、最高速度に到達する時間も速い。
一方で燃費は、欧州モードで10.2リッターから7.8リッター/100kmだからリッター12.8km。
最も重要なCO2排出量は'16年式が237g/kmに対して179g/kmと環境と経済性に則したハイパフォーマンスユニットである。
6気筒と4気筒の違いは、数値だけではないエンジンが表現する音や振動と性能。この場合、音ではなくサウンドと表現できるほど滑らかで管楽器のような美しい音色を奏でる豊かなトルクと滑らかな回転フィールは、現行'16年モデルの6気筒の話。
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