ボルボ初のEV、新型C40の内装を写真でチェック│レザーを使用しない!? 再生素材を用いたこれからのボルボの提案

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2030年までにEVのみを販売するメーカーになる計画を推進しているボルボ。日本では新型EV「C40リチャージ」が導入され、EVメーカーとしてのプレミアムブランド化に意欲的に取り組んでいる。そんな新型C40リチャージの内装を解説していく。
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  1. フロアからトンネルコンソール、カーペットに渡り統一された「フィヨルドブルー」
  2. スウェーデンの国立公園の山々を等高線で表現したダッシュボードデザイン
  3. 開放的なパノラマ・ガラスルーフに、ゆとりある荷室も備える

フロアからトンネルコンソール、カーペットに渡り統一された「フィヨルドブルー」

ボルボ初のEVとして導入されたのが新型C40リチャージ。前回は、その外装を紹介したが、今回は先進的なデザインや素材を使用した内装を紹介する。

ボディカラーと同様、スカンジナビア西海岸の深い入り江にインスパイアされたという「フィヨルドブルー」のお洒落な内装色が採用されているインテリアは、フロアからトンネルコンソール、カーペットに渡り同カラーで統一され、インテリアの連続性を表現。

また、使用する素材には、持続可能な素材が用いられ完全なレザーフリー(本革不使用)を実現している。トリムパネルの一部には再生プラスチックが採用されており、カーペットは100%リサイクルされたペットボトル製だ。

シートにも、マイクロファイバーとハイテク合成素材のマイクロテックが用いられ、本革を使用せずにサステナビリティに配慮。これら、新型C40リチャージは、ボルボカーズ初のレザーを使用しないインテリアを導入している。

スウェーデンの国立公園の山々を等高線で表現したダッシュボードデザイン

ダッシュボードには、スウェーデン国内にあるアビスコ国立公園の山々を等高線で表現したという、ユニークなデザインの発光式半透明パネルが組み込まれている。こちらは、まわりの明るさに合わせて2段階で自動調整されるバックライトが備わっている。

もちろんハンドルにも本革は使用されておらず、合成素材(部分的にリサイクル素材)が採用されている。メーターパネルは「ドライバーインフォメーションディスプレイ」と呼ばれる液晶タイプで、カーナビのルート案内も表示。パネルには、12.3インチの高解像度液晶が用いられている。

インパネ中央にはgoogleを搭載したインフォテインメントシステムも用意。Googleマップや音声操作システム、Google Playが使用できる「Google Apps and Services」と緊急通報サービスや故障通報サービスと連携する「Volvo Cars app」を採用している。

2022年中にはスマートフォンアプリによるクルマの充電状況の確認やドアロックのリモート開閉、エアコンのリモート操作にも対応するほか、盗難車両検索機能やドライブログ自動作成機能、車両情報確認機能なども追加される予定だ。車両にはVolvo Cars appサービスセンターとボルボ・カーズ・アプリとの通信用内蔵モデムが装備されている。

開放的なパノラマ・ガラスルーフに、ゆとりある荷室も備える

また、開放的な車内を演出する大型の固定式パノラマ・ガラスルーフも装備。こちらは、IRコーティング(赤外線カット効果)が施されたハイテクダークティントガラスが採用されており、まぶしさを最小限に抑え、効果的にUVもカットしてくれる優れものだ。

ラゲッジスペースの容量は、5人乗車時で413リッターと余裕の容量を確保。さらに、フロントの従来エンジンが積まれている部分位も「フランク」と呼ばれる容量31リッターの荷室が設置されている。

ここまで、新型C40リチャージの内装について紹介してきた。前回お届けした新型C40リチャージの外装についての解説をまだ見ていないという方は、そちらも併せて読んでほしい。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部) 撮影:小林 岳夫]

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望月 達也(MOTA編集部)
筆者望月 達也(MOTA編集部)

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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