ボルボ C30 2.4i クラシックカー 試乗会レポート
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:島村栄二
ボルボ C30 2.4i 2008年6月より発売開始
2007年7月より日本でも発売されたC30は、初めてボルボを手にする若いユーザーや、子育てが終わり、余暇を過ごす時間が増えた熟年層夫婦など、幅広いユーザーをターゲットに開発されたニューモデルだ。ボルボ車共通のフロントマスクやテールランプのデザインはそのまま、ユニークなガラスリアハッチなどの特徴を持つ、カジュアルなエントリーモデルで、発売以降、日本でも目標を上回る販売を挙げているという。
そのC30をベースに、個性的なカラーリングを施した6台の「C30 2.4i」が、この度ボルボ・カーズ・ジャパンより披露された。実はこの外観、ペイントではなくカッティングシートのようなフィルムを貼ったものである。
これはボルボの本国、スウェーデンのディーラーのアイデアを具現化したもので、今年4月より本国で市販を開始。予想を上回る反響で、日本にも導入できないかと、デモカーを用意して検討する運びとなったのだ。
フィルムは3M社製で、少し離れて見ると、ペイントと見まがう程のクオリティを誇る。コストは材料費と工賃合わせて計40~45万円程度とのこと。施工作業は1日で完了し、2年間の保証が付く。本国では20種類のデザインがラインアップされており、インテリアパネルやシートマテリアル等との組み合わせにより、実に1万2314通りものコーディネートが可能だ。今回のデモカーも、その20種類の中から社内公募で6つをセレクトしたものだ。
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