マリオが突撃!「みんなのオーナーズクラブ」VOL4 フォルクスワーゲン ポロ編(1/3)
- 筆者: マリオ 高野
- カメラマン:南孝幸
「VW ポロ」オーナーの生の声を直撃レポート!
今回マリオが取材させていただいたのは、フォルクスワーゲン(VW)のコンパクトカー「ポロ」現行モデルのオーナーの皆様です。
これまでのVW ポロは、質実剛健な小型車を象徴する存在として、やや地味ながら便利で安心できる道具的なクルマというイメージが強かったと思います。安全性が高いことから、輸入車好きのオーナーの奥様やお嬢様用のクルマとして、またはセカンドカーとして購入されることが多かったようですが、現行型ではオーナー像がガラリと変わりました。
現行型は従来の美点に加えて「オシャレでスタイリッシュ」という新しい魅力が備わったことで、デザインの良さに惹かれて検討→試乗して乗り味の良さにビビる!→即時に欲しくなる!・・・というパターンで、VW ポロ購入を即決する方が続出しているのです。
同クラスの国産コンパクトカーと比べると割高なのは事実ですが、オーナーの皆様は、その価格差を補ってあまりある魅力にゾッコンという感じでありました。
それではいざ、オーナーの皆様へ直撃!
VWブランドに絶大な信頼
しらいし6Rさん
年式・グレード:2010年式・1.4コンフォートライン/走行距離:約6万キロ/平均燃費:18~24km/L
以前に所有していた98年式先々代ポロで28万キロも走破!VWブランドに絶対な信頼を置くにいたった、しらいし6Rさん。3世代も新しくなった現行型のポロは、静粛性や走行安定性などの基本性能は比較にならないほど良くなり、今回のポロも満足感は高いご様子。車格がワンランク上がった 反面、乗り味には「少しヤワな部分を感じる」ようで、ボディと足回りには補強パーツを装着。
現行ポロはコンフォート性の向上が著しく、乗り心地はかなりマイルドになっていますが、先々代モデルからの乗り換えでは少し違和感があったようですね。
それでも高速道路を70~80km/hで巡航すると24km/Lを記録する燃費性能など、技術の進歩には感心しきりのご様子。ゴルフ用のパドルシフト、ポロGTI用のシートなどでスポーツ性を高めておられました。
リアカメラが埋め込まれたテールゲートのノブ部分は本国販売のパーツだそうです。
無印良品のような、シンプルでプレーンな道具
GAN-TANKさん
年式・グレード:2010年式・1.4コンフォートライン/走行距離:約1万キロ/平均燃費:12~13km/L(市街地)
MTのホンダ車ばかり9台も乗り継いで来たGAN-TANKさんですが、現在のホンダ車の中にはいまひとつ刺さるモデルがなかったということで、ついに卒業。DSGのフィーリングの良さと、セクシーなお尻のデザインが気に入ってポロに乗り換えられました。
DSGはトルコンの滑りがなく、MTのような変速フィールが得られるなど、今までは避けて通ってきたATの嫌な所がない点が素晴らしいとのこと。
ドアの内側が塗装されていなかったり(クレームで対応)するなど、これまでのホンダ車ではありえなかった些細な不具合に驚くも、「ダメな部分が人間臭くて、逆に面白い」と前向きに評価しておられました。最新のドイツ車でも、まだそういうことがあり得るのですね。ポロは「無印良品のような、シンプルでプレーンな道具っぽい所が一番好き」ということで、今後もカスタムには一切手をつけず、新車のままの姿を保持していかれるそうです。
息子さんをクルマ好きに目覚めさせたクルマ
biiさん
年式・グレード:2011年式・1.4コンフォートライン/走行距離:数千キロ/平均燃費:15~20km/L
初代ゴルフ、ケンメリスカイライン、インテグラ、レガシィを乗り継ぎ、正統派のクルマ好きとして充実したカーライフを送ってこられたbiiさんですが、息子さんがついうっかりAT限定免許を取ってしまったために、AT車への乗り換えを余儀なくされてしまいました。クルマ好きの父の背中をみて育ったはずなのに、なんとも残念なお話であります。しかし、息子さんはポロによってクルマの運転の楽しさに目覚め、「MT免許を取り直したい」と希望するようになったのだとか!
クルマ不感症の若者をAT限定解除に向かわせるとは、ポロの実力恐るべしであります!
ポロに対しては「小型車としてすべてが十分以上であり、満足度は高いです」とのことでした。ポロのおかげで息子さんがクルマに目覚めてくれたので、スバルのBRZ(もちろんMT車)も注文されたとのこと!
クルマが一家の幸福度をさらに高めたのであります!
VW車の品質にアルファロメオの芸術性が加わった!
Minamikazeさん
年式・グレード:2011年式・GTI/走行距離:約5000キロ/平均燃費:11km/Lぐらい
アウディA3や初代TT、ゴルフⅣなどを乗り継ぎ、VWグループ車の良さを堪能し尽くしてこられたMinamikazeさん。現行型ポロのデザインは、元アルファロメオのデザイナーであるワルター・デ・シルヴァ氏が手がけており、これまでのVW車とは一線を画すオシャレさが大きな魅力のひとつ。愛車選びには「デザインの良さ」を重視されるMinamikazeさんにとっては、「VWの品質にアルファの芸術性が加わった」という、まさに理想的なクルマであるとのこと。
デザインのみならず、高品質感や硬質な走行フィール、多少飛ばしても悪化しない安定した燃費性能など、最新のVW車に対する期待を裏切らない出来映えに満足されておられました。依然として室内に小物入れが少ない点と、微低速領域で多少ギクシャク感を伴うDSGの弱点が100%克服されていない点がご不満のようです。
マフラーは石川エンジニアリング製に交換し、GTIらしいサウンドを強調!
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