フォルクスワーゲン ポロ1.2TSI 試乗レポート/スーザン史子(2/3)
- 筆者:
- カメラマン:佐藤康彦
ポロにこれ以上の何を望むの!?
ゴルフ1.2TSIトレンドラインも、実は同じエンジンを搭載。ゴルフのほうが静粛性も高くて、走りも楽しいという話をよく耳にするんですが、実はまだ乗ってなかったんですよ。
というわけで比べようもないのですが、ゴルフは車格が大きい分、お値段も張るし、ポロで全然OKじゃない!って思うわけです。10・15モード燃費では20km/Lをマーク。フォルクスワーゲン広報部の実走データによれば、実燃費で17~18km/l程度とのこと。
コンフォートラインなら1.4リッターNAモデルと比べ10万円アップしただけの213万円。その価格でこのクオリティであれば、「これ以上何を望む!?」って気になりますよ。
ただ、日本仕様は2グレードともDSG搭載車。変速ショックも感じさせずにサクサクシフトチェンジできるし、なるべく低回転を保つセッティングで燃費もいいから、そのチョイスは間違っていないとは思うけれど、MT車はもっと自分の意のままに操れるという楽しさがあったので、そこだけちょっぴり残念な気がします。
インテリアは、VWらしいシンプルで機能的なデザイン。最小モデルとはいえ、VWブランドのどのクルマにも宿っているDNAはそのまま受け継がれています。コンフォートラインとハイラインとの違いは、ズバリ装備の違いのみ。ハイラインでは15インチのアルミホイールや、フロントフォグランプ、クロームトリムをあしらうことによって、見た目のカッコよさを追求するほか、フルオートエアコンや、センターアームレスト、レザーステアリングなどで、インテリアの質感も高めています。
さらに、車両後部の障害物を感知する、パークディスタンスコントロール(リヤ)の採用や、フロントスポーツシートの採用など、クルマ好きも納得の仕上がり。シートに座った瞬間から、気分がシャキっとする空間づくりといい、同クラスの国産車では味わえない完成度の高さといえるかも。
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