フォルクスワーゲン 新型ゴルフ 試乗レポート(1/4)

  • 筆者: 竹岡 圭
  • カメラマン:村西一海
フォルクスワーゲン 新型ゴルフ 試乗レポート
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6代目ゴルフは“史上最高のゴルフ”

イメージリアスタイリング

国民車と呼ばれたフォルクスワーゲン(以下VW)ビートルの後継車として1974年に誕生したゴルフ。その35年間に2,600万台以上が全世界で販売されたという、VWの中でも最も販売台数の多い主力モデルだ。

パッケージングは「大人5名が乗れるFFの小型ハッチバック車」と、誕生時から一貫して変わらないが、それだけにこのクラスで常にフラッグシップモデルとしてライバルたちをリードしてきた。

それは、運動性能しかり、品質しかり、またデザインしかりと言っていいだろう。

そしてこのデザインこそが、今回誕生したゴルフ6のいちばんのポイントと言ってもいい。

デザイナーが、ヴォルター・デ・シルヴァ氏に代わり、なんと近年のVWのアイデンティティとなっていたワッペングリルを廃止したのだ。せっかく根付いてきたのに・・・という思いがなくはないが、この変革の理由はクラスレスのコンパクトカーとして常に一歩先を見据えて、史上最高のゴルフを作るためだと、マルティン・ヴィンターコルン会長は語っている。そのために、ある意味原点に立ち返り初代ゴルフから採用されている、水平基調ラインのデザインエレメントを踏襲したというワケなのだ。

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竹岡 圭
筆者竹岡 圭

OLを経て、自動車専門誌を皮切りに、モータージャーナリスト活動を開始。国内外のレース、ラリーなど自らモータースポーツ活動に関わりながら、海外のモーターショーを精力的に回るなど、なにごとにも積極的に取り組んできた結果、近年は一般誌、女性誌、Web媒体、新聞、TV、ラジオなど、その活動はとても多彩なジャンルに広がっている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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