実質販売台数1位のトヨタ 新型ルーミー! ライバルのソリオとの違いはラゲッジルームの使いやすさにあった

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トヨタ ルーミーの快進撃がすごい。2021年6月の販売実績1位に輝いたのはトヨタ ヤリスシリーズ。この中にはヤリスとヤリスクロス、そしてGRヤリスも含まれる。そう考えると2位にランクインしているルーミーは車種単体で考えると1位になるのだった。そこで一体なぜここまで人気なのか? その理由を探ってみたい。結論からいうと使い勝手抜群のラゲッジルームが好評だというが、ライバルのソリオとどんな違いがあるのか!?

目次[開く][閉じる]
  1. ヤリスシリーズを抑えてルーミーが本当の1位!
  2. 程よいサイズが人気の理由!
  3. デッキボードの使い勝手に注目! 自転車やアウトドアグッズを載せるなら断然ルーミーだ

ヤリスシリーズを抑えてルーミーが本当の1位!

トヨタ ルーミーが登場したのは2016年のこと。N-BOXなどに代表される背の高い軽自動車、そして3列目シートを備えるミニバンのちょうど中間に位置するモデルとあってファミリー層を中心に根強い人気を博している。

ルーミー誕生のキッカケはソリオの存在が影響

ルーミーが属するプチバン市場の開拓者はスズキ ソリオである。ルーミー登場まで、その市場はソリオの独壇場であったが、そのシェアを奪うべく登場したのがルーミーであった。しかもトヨタだけでなくダイハツ、そしてスバルとトヨタ連合すべてにOEM供給するなど、かなり本気の一台なのだった。

冒頭に述べた通り、ルーミーは大人気車種となっており、車種単体で考えるとヤリスシリーズを抑えて堂々の1位に輝くほど。そこでルーミー人気のワケを考えてみようというワケだ。

程よいサイズが人気の理由!

ルーミーのボディサイズは全長3700mm×全幅1670mm×全高1735mmと、軽自動車からの乗り換えでも難なく運転できるのも魅力である。そしてユーザーの中には軽自動車では狭く、かといってミニバンは大きすぎると悩む方も多いという。そこでルーミーに白羽の矢が刺さるというイメージだ。

都内近郊のトヨタディーラーによれば「3列シートはいらないが、スライドドアが欲しい」といった声も多数存在するというほど。

となればライバルであるスズキ ソリオでもいいじゃないか! と思う方も多いはずだ。スズキディーラーに勤めていた筆者も同様の意見を持っていたが、先のディーラーマンいわく「ソリオと悩まれるかたも多いです。ただ最終的にラゲッジルームの使いやすさからルーミーを選択する方も多い」と語る。

そこで気になるのが、最大のライバルであるスズキ ソリオと何が違うのか? という点である。

>>【予算200万円のプチバン選び】スズキ ソリオとトヨタ ルーミーをガチ比較! ランニングコストは僅差でソリオに軍配も、長距離運転が多いならルーミーがオススメ

デッキボードの使い勝手に注目! 自転車やアウトドアグッズを載せるなら断然ルーミーだ

最大の差はラゲッジルームのデッキボードにある。

どちらも床下収納を備えているが、使い勝手に違いがあるのだ。ソリオの床下収納には、左右にパンク修理キットとジャッキが備わり、中央部分に汚れ物などを置くスペースが備わっている。対してルーミーの床下収納、ソリオに比べて浅い印象なのだった。

にもかかわらずルーミーに軍配が上がる理由はフロア生地にある。というのもルーミーは後席を倒し、アンダーボックスを裏返すと撥水加工されたフロアとなるのだ。そのため自転車やスキー板などのアウトドアグッズも汚れを気にすることなく積載できるのだった。ソリオの素材は撥水加工されておらず、掃除に手間がかかってしまうのだ。

ファミリー層が多いソリオやルーミーはお子さんの送り迎え時に自転車を乗せる方は多く、まさにこのラゲッジルームはニーズにぴったりというワケ。

もちろんルーミーの魅力はこれだけではないが、内装にフォーカスするとラゲッジルームに秘密があったのだ。これからプチバンを購入される方は、それぞれの特徴を捉えて、クルマ選びをしてほしい。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

トヨタ/ルーミー
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新車価格:
156.7万円210万円
中古価格:
52万円299万円

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