新型プリウスPHVは、ノーマルのプリウスとはベツモノの”高級車”だった[公道初試乗](2/3)

新型プリウスPHVは、ノーマルのプリウスとはベツモノの”高級車”だった[公道初試乗]
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プリウスPHV独自の”高級”感は走り出しから堪能出来る

<トヨタ 新型 プリウスPHV S”ナビパッケージ”[FF/ボディカラー:サーモテクトライムグリーン]>トヨタ 新型プリウスPHV 試乗レポート/五味康隆<トヨタ 新型 プリウスPHV S”ナビパッケージ”[FF/ボディカラー:シルバーメタリック]>トヨタ 新型プリウスPHV 試乗レポート/五味康隆

静かに、上質に、そして滑らかに走り出す。そこには変速ショックなどないし、エンジンが生み出す回転振動や排気音もない。あるのはタイヤが・・・いやタイヤのブロックが路面を叩くザラザラ感やゴロゴロ感が振動や音として微かに入ってくるだけ。オーディオの音はクリアに耳に届くし、後席に乗っている編集部の方との会話もひそひそ声でも届く。高級車以上に高級と思う世界観がそこにはある。

ただし、その静寂の世界は時速70キロくらいで終わる。

そこから先はタイヤが発生するロードノイズとパターンノイズ、風切り音、さらには路面の凸凹を超えた際のゴトンという突き上げ音が徐々に存在感を高め出す。走行振動の収束に効果的な構造用接着剤をボディに使う新プラットフォームのTNGA効果もあり、走行振動抑制はかなり高いレベルに仕上がっているが、エンジン回転振動や変速ショックのないプリウスPHVの世界では、通常のクルマでは気にならないレベルの要素が目立つ。将来、PHVやEVで静かだと思えるタイヤ作りは必須であり、その手の特性を備えたタイヤが作り出されたら即座に履き替えるだろう。

>>[画像105枚]トヨタ 新型 プリウスPHV 初公道試乗 フォトギャラリー

レスポンス良く、意のままに加速する感覚はEVならでは

<トヨタ 新型 プリウスPHV S”ナビパッケージ”[FF/ボディカラー:シルバーメタリック]>トヨタ 新型プリウスPHV 試乗レポート/五味康隆

とは言ったものの、新型プリウスPHVのEVモードとしての価値が、時速70キロ以上だと無くなるわけではない。どの速度域だろうが、エンジン回転振動がなく、エンジンの稼働音や唸り音もなく、さらには変速ショックがない世界は特別。

しかもパワーモードにするとノーマルモード以上に気持ち良く、意のままな加速をする。その質は、どのガソリンエンジンモデルよりも、アクセル操作に対してレスポンス良くダイレクトに反応するので、速度コントロールがとてもしやすい。

もちろん、より鋭いレスポンスを求めるならパワーモードだし、エコモードにするとかなり鈍感な反応になる。この辺りの味付けも電気の世界は自由自在であり、人間の感覚にも的確にアジャストできる。

気持ち良い走りっぷりに、現行プリウスオーナーはショックを受けそう・・・

トヨタ 新型プリウスPHV 試乗レポート/五味康隆

またプリウスではバッテリーが小さく、モーターへの瞬間電力供給量の関係からワンモーター加速しかできなかったが、大きな8.8kWhのバッテリーを積む新型プリウスPHVでは、ダブルモーター加速が可能。

この力強さがとても気持ちよい。高速道路へのETCゲートを越えて合流レーンで加速。そのまま本線に入って加速を続けて、追い越し車線に移り交通の流れに乗っていく。電動ドライブで、その全てをストレスなく可能とする颯爽とした世界は、一度体験すると病みつきになる。

もちろん電気自動車もこの手の魅力は持っているが、TNGAによる走りの良さや、クルマ全体の静粛性の高さが、その走りの上質さを大きく高めていた。

もし現行モデルのプリウスに乗っている方がこれを体験すると、自身のクルマが遅く感じるし、うるさく感じるだろうし、歯がゆくなるはず。それほどの違いだ。

>>トヨタ 新型 プリウスPHV 初公道試乗 フォトギャラリー[画像105枚]

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五味 康隆
筆者五味 康隆

自転車のトライアル競技で世界選手権に出場し、4輪レースへ転向。全日本F3選手権に4年間参戦した後、モータージャーナリストとしての執筆活動を開始。高い運転技術に裏付けされた評論と、表現の解り易さには定評がある。「持続可能な楽しく安全な交通社会への貢献」をモットーとし、積極的に各種安全運転スクールにおける講師を務めるなど、執筆活動を超えた分野にも関わる。また、環境分野への取り組みにも力を入れており、自身でハイブリッド車も所有。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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