日本は国際規格に合わない？新燃費基準WLTPで今より実燃費乖離する車種も(2/2)
- 筆者： 国沢 光宏
日本では車種によっては今より実燃費から乖離する可能性も
どうやらWLTPモードで計測した場合、JC08モード燃費で30km/Lのハイブリッドや軽自動車は26km/Lくらいの数字になるようだ。JC08モード燃費で15km/Lくらいの車種だと、16～17km/Lになることもある。
つまり欧州車にとっては今と変わらず。日本の得意分野であるエコカーに不利な計測方法ということになる。
WLTPで計測されたカタログデータと実燃費との乖離は縮まるか？
日本の道路事情だと15km/L前後の車種で信号待ちが多いと、今より乖離する傾向。そしてハイブリッドや軽自動車は10％程度実燃費に近づくと思う。
個人的にはJC08モード燃費をそのまま使い、実燃費参考としてJC08モード燃費の70％くらいの数字を出せばいいと考えています。
[Text：国沢光宏]
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1958年生まれ。ベストカーガイド編集部員を経て自動車評論家に。空気を全く読まず言いたいことを言い、書きたいことを書くので自動車メーカーから嫌われている。現在所有しているクルマは日産 リーフやトヨタ MIRAIなど多数。趣味はラリーに出場すること。人気のない（本人談）Ｗｅｂサイトを運営中。記事一覧を見る
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