トヨタ プリウスPHV 試乗レポート(1/3)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
ポイントは20kmのEV走行距離
トヨタは2009年12月より、プリウスプラグインハイブリッド(以下PHV)のリースを開始した。国内外に約600台が順次納入されるという。
今回は、貴重な完成車をドライブし、後楽園球場の隣にあるトヨタ東京本社と、お台場のメガウェブ間の片道約20kmの道のりを、途中メガウェブでの充電時間をはさんで往復するという機会をトヨタが提供してくれた。
プリウスPHVは、現行3代目プリウスのSグレードをベースに、外部電源から充電可能なプラグイン機構を搭載。駆動用バッテリーをより効率の高いリチウムイオン電池とし、容量を通常のプリウスの1.3kWhに対し約4倍にあたる5.2kWhに増やしている。
モーター自体は同じだが、モーターの使い方は後述のとおり変更されている。フル充電状態でのEV走行での航続距離はJC08モードで23.4km、最高速度は100km/hを実現。ハイブリッド走行による燃費は30.6km/Lと、通常のプリウスを若干上回っている。
PHVの場合、EV距離の設定=バッテリー容量の設定の按配というのが非常に重要なポイントとなり、バッテリー容量を増やせばEV走行距離も増えるが、そのぶん重くなって効率が落ちてしまう。膨大な数の調査により、20km走行できれば日当たり走行距離の過半数をカバーできることが判明したことから、トヨタではこのように設定したという。
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