陸の王者降臨!日本の元祖プレミアムSUV トヨタ ランドクルーザー(80系)【MOTA写真館】
- 筆者: MOTA編集部
トヨタ ランドクルーザーは、想像を超える過酷な道でも通用する走りと耐久性が高く評価され、世界中から厚い信頼を獲得。初代の誕生は1954年と古く、トヨタ車の中で最も長い歴史を持ち、同社を代表するグローバルモデルだ。現在のランドクルーザーは、高級SUVという認識が広まっているが、80系はそれまでの悪路走破性を維持しつつ、街乗りを高次元で両立させたクロスオーバーSUVである。
“ランクル”の伝統は継承しつつ都会派プレミアムSUVへ
60系の後継モデルとして、1989年に東京モーターショーでお披露目されたトヨタ ランドクルーザー 80系は、ヘビーデューティーな用途は70系に任せ、より街中での使用を重視。乗用車としての走行性能を引き上げるとともに、内装や外装の質感が高められた。
エクステリアデザインは、これまでの角のある武骨なものではなく上品な曲線と面で構成。さらに、高級車さながらの質感や装備を持つインテリアが与えられている。
足回りは、リーフスプリングからコイルスプリングに変更されてはいるものの、ラダーフレーム構造のリジッドアクスル式サスペンションを採用し、高い悪路走破性能と堅牢さを維持。4WDシステムは、これまでランドクルーザーの伝統であったパートタイム式ではなく、一部のバングレードを除いてフルタイム式が採用された。
レクサス初のプレミアムSUV
1996年には、専用デザインのフロントグリル・ヘッドライト・フロントバンパー・アロイホイールが与えられ、本革シート・木目パネルなどを装備し、レクサス初のプレミアムSUV「LX450」として販売された。当時のレクサスはそれほど知名度はなく、リンカーン ナビゲーターをはじめとした既存モデルには敵わなかったが、今日まで続くレクサスブランドSUVの元祖として、その功績は決して小さくない。
スペックや価格
■全長×全幅×全高:4,970mm×1,930mm×1,860mm
■エンジン
【ガソリン】
・直列6気筒 4000cc OHV 3F-E型(1990年~1992年)
・直列6気筒 4500cc DOHC 1FZ-FE型(1992年~1997年)
【ディーゼル】
・直列6気筒 4200cc SOHC 1HZ型(1990年~1997年)
・直列6気筒 4200cc SOHC 12バルブ 1HD-T型(1990年~1995年)
・直列6気筒 4200cc SOHC 24バルブ 1HD-FT型(1995年~1997年)
■駆動方式:四輪駆動
■トランスミッション:4速AT/5速MT
■価格:274万1000円~390万円(1995年式)
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