次期トヨタ カローラアクシオ・カローラフィールダーは、カローラスポーツの登場でどうなる!?発売日や価格、デザインを大胆予想
次期トヨタ カローラアクシオ・カローラフィールダーのデビューは2018年中か?
カローラスポーツ登場で次期カローラアクシオ・カローラフィールダーはどうなる!?
2018年6月にカローラシリーズにニューモデル、カローラスポーツが仲間入りした。
このカローラスポーツには、ユーザーの若返りというコンセプトが込められている。というのも、既存のカローラアクシオ・カローラフィールダーのユーザーの平均年齢はそれぞれ70代と60代。トヨタとしては、より若い世代に刺さる起爆剤となる一台を欲したというわけだ。そのため顔つきはアグレッシブなデザインを採用しているほか、全体的に若さを打ち出したキャラクターが光る。
■【画像】カッコよすぎ!?次世代カローラファミリー第一弾となるカローラスポーツ
トヨタ カローラスポーツ登場で次期カローラアクシオ・カローラフィールダーは若返り路線必至!?
そうなると気になるのが、現在販売されているカローラアクシオ・カローラフィールダーの次期型がどう変わるかという点だ。
これまでパワートレインや安全面、デザイン面の進化を重ねつつも、既存のユーザーを狙ったマーケティングの結果“日本で最も保守的な”セダン&ステーションワゴンとして長らくその地位を守ってきた2モデルだが、そこにも若返りのメスが入ることは想像に難くない。
そこで今回は、このカローラアクシオ・カローラフィールダーの次期型がどうなるかを予想してみたい。
次期カローラアクシオ・カローラフィールダーの登場は2018年ごろ?その根拠とは
まず気になるカローラアクシオ・カローラフィールダーの販売開始次期だが、最後にフルモデルチェンジ(全面改修)が行われたのは2012年、ついでフェイスリフトが2015年に行われ、現在の顔つきに生まれ変わっている。
国産車の場合、通例フルモデルチェンジは6~7年周期で行われ、カローラの場合は先代、先々代と約6年のサイクルでモデルチェンジをしていた。現行型は2015年にフェイスリフトを実施したことを鑑みると、今年2018年中というのが妥当だろうか。
次期カローラアクシオ・カローラフィールダーの販売価格はどうなる?
カローラアクシオ・カローラフィールダーといえば、その安価な価格設定にも人気の理由がある。社用車やレンタカーといった法人営業の需要が高いのもこのためで、車両価格は最小限に抑えてほしいところだ。ちなみに現行型の販売価格は、カローラアクシオが148.7万円~253.6万円、カローラフィールダーが164.2万円~255万円となっている。
次期カローラアクシオ・カローラフィールダーには、これから紹介するTNGAプラットフォームや先進安全技術、コネクティッドデバイスといった先進装備が追加される可能性が非常に高い。とはいえ、法人需要や定番人気車種としての立ち位置を考えると、せいぜい+10~20万円程度の値上げにとどめたいところだ。
次期カローラアクシオ・カローラフィールダーの気になる2つの装備
トヨタセーフティセンスは第2世代へバージョンアップか
昨今販売されている車種はその車格を問わず、先進の安全装備の充実化が求められている。
現在販売中のカローラアクシオ・カローラフィールダーにも赤外線レーザーと単眼カメラを使った衝突回避支援機能(トヨタセーフティセンスC)が搭載されている。しかし次期型には、歩行者検知が可能な点を始め機能が大幅にグレードアップした第2世代版の採用は必至だろう。
トヨタの次なる一手、コネクティッドの行方も気になる
もうひとつ気になるのは、カローラスポーツ・新型クラウンの発表と同じ2018年6月26日に公表された内容だ。
これは車載通信機を活用した“つながるクルマ”技術、通称コネクティッドカー思想の今後の展望に関するもので、まずはこのカローラスポーツ、そして新型クラウンに搭載されるという。その内容は、車両の制御ネットワーク(CAN)に接続する車載通信機(DCM)を全グレードに標準搭載することで、車両の走行データや位置情報を取得し、様々な利便性を生み出そうというもの。
提供可能なサービスの例としては、事故時の車両位置の把握や関係機関への通報、車体データ取得による故障の早期発見と整備入庫の提案、さらには安全運転のスコアリングとその自動車保険料への反映といったものまである。
これにより次期カローラアクシオ・カローラフィールダーでも、このような便利で先進的なシステムが享受できるのは間違いないだろう。
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若返り路線でトヨタ カローラアクシオ・カローラフィールダーのデザインも一新!?
保守的なデザインのカローラアクシオ・カローラフィールダーの岐路
カローラアクシオ・カローラフィールダーといえば、とにかく“ベーシック”“保守的”といった単語が似合う、よく言えば誰にでも受け入れられる、悪く言えば個性や刺激に欠ける印象が強い一台だった。ことにその顔つきに関してはその印象が顕著で、2015年のフェイスリフトでトヨタの共通デザインであるキーンルック風のフェイスを採用したものの、主張しすぎずおとなしい印象は引き継いでいる。
押しの強さ、精悍さを強調したカローラスポーツの新世代キーンルック
それと対照的なのが、2018年6月にデビューを飾ったカローラスポーツ。2017年2月にデビューしたプリウスPHVにも似た新世代のキーンルックを採用しており、ワイド&ローなボディを強調させる横長のLEDヘッドライトユニットや、その両端が下に向かって折り返されたデザイン、より大きくなったロアグリルが特徴だ。既存のカローラアクシオ・カローラフィールダーよりも一歩攻め入った押しの強さと、先進的でスポーティな印象を受ける。
カローラアクシオ・カローラフィールダーも“カローラスポーツ顔”が採用される可能性大
こうなると気になるのが次期カローラアクシオ・カローラフィールダーの顔つきだが、やはりカローラスポーツのデザインに近づくのは間違いないだろう。なぜならこのカローラスポーツは単発で終わる派生モデルではなく、次期カローラの指針を示す一台と言われているからだ。
これは2018年のニューヨークモーターショーにおいて、カローラのチーフエンジニアである小西良樹氏が語った内容でもあり、それだけこのカローラスポーツに懸ける思いが強いことを感じさせる。ちなみにセダン以外のバリエーションが先に公開されるのは、カローラ史上初だ。
カローラアクシオ・カローラフィールダーもついに3ナンバー化!?ボディサイズはどうなる?
デザイン同様に気になるのが、カローラアクシオ・カローラフィールダーの次期型がついにボディ幅1700mmを超え、3ナンバー化するのではないかという点だ。
これまでのカローラアクシオ・カローラフィールダーは、日本の狭い路地や駐車場でも取り回しやすい5ナンバーサイズ(全長×全幅=4700mm×1700mm以内)を守り抜いてきた。多くのライバル車種が走行安定性、衝突安全性、室内の広さ、スタイリングといった様々な条件を理由にボディサイズを肥大化させていく中、このコンパクトなボディサイズを守り抜いてきたモデルはそう多くない。開発陣の強いこだわりを感じさせる。
3ナンバー化で次世代カローラはどう変わる!?
しかし実際問題、3ナンバー化によるボディ幅の拡大には様々なメリットがあり、それこそが新型カローラスポーツが3ナンバー化した理由だ。
ボディ幅が広がることで、スタイリングにも安定感が出るほか、実際に走行安定性、コーナリング性能を高めるのが容易になる。また室内幅も広く快適に使えるほか、事故時にボディサイドからの衝撃に備えたクラッシャブルゾーンを確保しやすいというメリットもある。
3ナンバー化でカローラアクシオ・カローラフィールダーがグローバルモデルになる!?
▲写真右:オーリス ツーリングスポーツ(日本未導入)
また3ナンバー・5ナンバーの区分は日本だけのものなので、グローバルモデルであればその点にこだわる必要はない。事実カローラスポーツはそもそも北米で先行公開され、すでにグローバルモデルとして海外市場にも投入されることが決定している。
この点から考えられるのが、カローラアクシオ・カローラフィールダーがグローバルモデルとなり、北米など海外市場のものと共通化される可能性だ。現在でも北米にはカローラ(4ドアセダンのカローラと、5ドアハッチバックのカローラiM)は販売されているが、日本で販売されているカローラ・カローラフィールダーとは異なるモデルだ。
これが次期カローラアクシオ・カローラフィールダーにおいて共通化される可能性は大いにあるといえる。ボディサイズの呪縛さえ取れれば、敢えて日本市場と北米市場で別々のモデルを販売する必要もなくなるからだ。
次期カローラアクシオ・カローラフィールダーのボディサイズを大胆予想
以上の点から次期カローラアクシオ・カローラフィールダーのボディサイズを予想してみたい。カローラアクシオとカローラフィールダーはボディサイズが高さ以外一緒なので、おそらく両方とも、幅がカローラスポーツ同様の1790mm程度に拡大するものと思われる。
車種 | モデル | 全長 | 全幅 | 全高 |
---|---|---|---|---|
カローラスポーツ | 現行 | 4375mm | 1790mm | 1460mm |
カローラアクシオ | 現行 | 4400mm | 1695mm | 1460mm |
次期型 | 4400mm? | 1790mm? | 1460mm? | |
カローラフィールダー | 現行 | 4400mm | 1695mm | 1475mm |
次期型 | 4400mm? | 1790mm? | 1460mm? |
新型カローラアクシオ・カローラフィールダーのパワートレイン&燃費はどうなる!?
カローラスポーツ同様、ダウンサイジングターボエンジンとハイブリッドを用意か
次期カローラアクシオ・カローラフィールダーも、カローラスポーツと同様のパワートレインを採用する公算が大きい。そうなると採用されると思われるのは、1.8リッターハイブリッドにFFの組み合わせ、そして1.2リッターダウンサイジングターボエンジンにFF/4WDの組み合わせだ。トランスミッションはCVTになる。
ただし廉価なグレード用に、1.2リッターもしくは1.3リッターのノンターボ版が残される可能性も高い。
カローラスポーツに搭載予定の6MTはカローラアクシオ・カローラフィールダーも搭載される?
カローラスポーツには、2018年8月に6MT搭載グレードが追加される予定だ。(1.2リッターターボエンジン車のみ)これは新開発のiMTと呼ばれるトランスミッションで、シフトチェンジ時に自動でエンジンの回転を合わせてくれる機能を持ち、アクセルを踏んで回転数を合わせる必要がないというもの。(機能のoffも可能)
現行販売中のカローラアクシオ・カローラフィールダーにもMTはラインナップされているが、より運転がイージーになり、かつ楽しさも追求した機能なので、その走り味にも大いに期待したい。
次期カローラアクシオ・カローラフィールダーの燃費はどれくらい?
カローラスポーツの場合、JC08モード燃費は1.2リッターガソリンエンジン仕様車で19.6km/L、1.8リッターハイブリッド仕様車で34.2km/Lとなっている。
同じパワートレインを採用した場合、4ドアセダンとステーションワゴンとなれば相応のボディサイズ・車両重量の拡大があるので、これよりも若干低下する程度の値になるだろう。
次期カローラアクシオ・カローラフィールダーにGRMNモデルは出る?
▲86GRMN / GRMN Vitz(いずれもすでに完売)
最後に気になるのが、トヨタの展開するメーカー純正ハイパフォーマンスモデルであるGRMNモデルが、次期カローラアクシオ・カローラフィールダーに展開されるのかという点だ。
現在トヨタはよりスポーツ走行に特化した付加価値を持つモデル陣として、究極のスポーツモデルであるGRMNシリーズ、日常域での使いやすさと走りの楽しさを併せ持つGRシリーズ、よりカジュアルに軽快な走りを楽しめるGRスポーツシリーズ、さらにGRスポーツ用アフターパーツの販売を行っている。これまでヴィッツ、86にGRMNが展開されているほか、アクア、ノア/ヴォクシー、ハリアーなどにGRスポーツグレードが展開されている。
果たして次期カローラアクシオ・カローラフィールダーにGRMNシリーズは登場するのだろうか。
トヨタはGR Garage店舗を積極的に展開中なので、もしかすると!?
現在トヨタは既存のディーラー網に加えて、GRシリーズ車種の販売、メンテナンス、カスタムに特化したGR Garageと呼ばれる店舗を着々と展開している。またカローラスポーツには、GRMNシリーズの有無こそ明示されていないものの、販売開始直後にTRD/モデリスタのアフターパーツが発表されるなど、トヨタがこれまで以上にスポーツ路線のラインナップに力を入れているのは明らかだ。
すでにGRMNシリーズがあるヴィッツ同様、売れ筋となることが確定しているようなものの次期カローラアクシオ・カローラフィールダー。究極のGRMNは難しいかもしれないが、GRスポーツの登場は堅いだろう。大いに期待したいところだ。
トヨタ カローラスポーツってどんな車?
2018年6月に正式デビューした、カローラの名を冠するグローバルモデル
カローラスポーツは北米市場でデザインが先行公開された後、追って日本市場で発表された5ドアハッチバックモデルになる。ちなみに日本市場での名称はカローラスポーツだが、北米ではカローラハッチバックという名前で販売される。
TNGA搭載で走りの質に徹底的にこだわった
カローラスポーツの特徴の一つが、トヨタの次世代プラットフォームであるTNGA(Toyota New Global Architecture、同車が採用するのはTNGA「GA-C」)を採用し、コーナリングの正確さ、安定感、乗り心地といった走りの質を大幅にアップしている点。さらにボンネットにはアルミ、テールゲートには樹脂を採用することで軽量化・低重心化も徹底した。
これは同車のプロトタイプの試乗会が富士スピードウェイで行われたことからも明らかで、開発陣の自信の現れといえる。なお注目の走りに関しては、下記の記事でじっくりとお伝えしているのでぜひご覧いただきたい。
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