【試乗】トヨタ 「オーリス 120T」[新開発1.2リッターガソリン直噴ターボ] プロトタイプ試乗レポート/国沢光宏(1/3)
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- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:茂呂幸正
走り出しから2.0リッター相当の高トルクを発生
新型オーリス試乗レポートの前に、大雑把なエンジン紹介をしておく。
オーリスに新たに搭載されたダウンサイジングターボの排気量は、「フォルクスワーゲン ゴルフ」のベースグレードと同等の1196cc。最高出力こそ116馬力に留まるものの、18.9kgmという2リッターエンジンに匹敵するトルクを1500~4000回転という幅広い回転域で発生するのが特徴。これをCVTと組み合わせている。
解りやすく書くと、日本の走行スピードであれば、アクセル踏んだ直後に2リッターエンジンと同等以上のトルクを出す。0~400m加速や最高速は1.5リッターエンジン級ながら、普通に乗っているときのパワー感で言えば2リッター級という、不思議なエンジン特性なのだった。
[気になる新エンジンの仕上がりは!?・・・次ページへ続く]
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