〝お手軽にレーシングドライバーやレースチーム監督気分を体験!〟「Eco Car Cup 2015」参戦レポート(3/3)
- 筆者: マリオ 高野
- カメラマン:オートックワン編集部
しかし、今回に限っては富士スピードウェイで走ることをガッツリとエンジョイすることができたのです。鬼門のプリウスコーナーで腕アンダーを抑えるコツについても、ようやくわかったような気がしました(それが正しいかどうかは不明)。
コース後半の登り坂セクションでは極限までガマンしてアクセルを抑え、富士スピードウェイ特有の長い直線ではある程度踏んで速度を上げて慣性力を保ったまま第1コーナーに進入すると良い、などのノウハウ(それが正しいかどうかは不明)が走るごとに蓄積されるので、周回を重ねるごとにチームの運転精度が高くなっていくというのも面白いポイントです。チームとしての成長が実感できるわけですね。
途中、「3回までなら3分15秒を切ってもペナルティにならない」ことの真の意味を理解し、チマチマと燃費を意識しすぎるより、大胆に走ったほうが結果的に運転精度が上がるのでは?などと、他チームの走りを横目にチーム方針がブレまくって作戦が随時修正されるのもまた、耐久レース参戦のリアル感を高めるスパイスとなりました。
ドライバーは一人あたり30分なので、だいたい8周ほど走るのですが、これが長くもなく短くもない絶妙な配分だったといえるでしょう。
この日までサーキット走行バージンだった編集部のK子嬢は、「必死すぎて楽しむところじゃありませんでした~」と言いながらも満面の笑みを浮かべ、リア充女子っぷりを表現。
1時間半も乗りっ放しのナビ担当者の負担は予想以上に大きかったようで、レース後半のナビを担当した編集部S氏は疲労困憊していましたが、その生真面目で慎重な性格と計算力の高さにより、ナビとしては最適任。S氏のナビが編集部T氏とM氏の運転精度を高め、レース終盤には3分15秒にかなり近いタイム(T氏3分17秒、M氏3分9秒[ペナルティ1])を導くなど、参加者各自の個性や才能が発揮されるという〝チーム力〟が垣間見られたことも素晴らしかったです。
「この悔しさをバネに、次回はもっと工夫と努力を重ねよう!」そんな、まさかのモチベーションの高まりは、中年の男女がとうの昔に忘れた〝青春〟を思い出させてくれるのでありました。(そのモチベーションが長く持続するかどうかは不明)
「Eco Car Cup」の楽しみ方は人それぞれ。燃費はほとんど気にせず、純粋に自分のエコカー(車検対応ならチューニングもOK)で富士スピードウェイをアタックすることを楽しむのもありでしょう。参加料金5万500円で3時間も走れる(6人での参加なら1人8400円ほどで30分)と思えば、普通の走行会などより断然お得です。
今回オートックワンが参加した「Challenge 180クラス」の他、さらにお気軽&低予算で参戦できる「Enjoy 60クラス」も設けられております。
「Eco Car Cup」は、数人のクルマ好きの仲間で、この上なく気軽にリアルなレース体験を満喫できる貴重なイベントです。レース未経験ながら「機会があればレース出てみたい」と潜在的な願望を抱く皆さんにオススメします!
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。