新型アクア、価格に対して「ヤリスハイブリッド+10万円はリアルに悩ましい」の声【みんなの声を聞いてみた】

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トヨタのコンパクトハイブリッドカー「アクア」が、初のフルモデルチェンジを実施し、2代目となる新型モデルを発売開始した。新型アクアでは、新開発のバイボーラ型ニッケル水素電池を搭載し、先代型比でバッテリー出力は約2倍、燃費は約20%向上。そのほか、災害時などに非常用電源としてAC100V・1500Wを供給できる「非常時給電モード」も備える。ここではそんな新型アクアについてSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。

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  1. 新型アクアでは新開発バッテリーを搭載し、非常時給電も可能に
  2. 「この内容でこの価格はさらに驚き」
  3. セカンドカーに検討する声や、やはりヤリスと比較する声

新型アクアでは新開発バッテリーを搭載し、非常時給電も可能に

2021年7月19日(月)、コンパクトなサイズと低価格、そして低燃費性能で2011年の登場時より人気を集めるトヨタ アクアが初となるフルモデルチェンジを行い、発売開始した。

新型アクアは、従来型同様に5ナンバーサイズ枠に収まる全長4050mm×全幅1695mm×全高1485mm、ホイールベース(前後車軸間の距離)2600mmのボディサイズ。先代より後席の足元や荷室空間などが拡大している。

今回、新たに新開発の「バイポーラ型ニッケル水素電池」を搭載(Z、G、Xグレードで採用)。このバイポーラ型ニッケル水素電池は、先代型のニッケル水素電池に比べ、バッテリー出力が約2倍に向上しており、加速性能が改善されたほか、電気だけでの走行領域も拡大している。

カタログ燃費値は、先代比で約20%の向上となる35.8km/L~33.6km/L[WLTCモード燃費]。

さらに、災害などの非常時に役立つ、大容量バッテリーを活用した「非常時給電モード」を全車に標準採用。非常用にAC100V・1500Wの電源を供給可能とした。

新型アクアでは、「B」「X」「G」「Z」の4グレードを展開。それぞれFFとE-Four(電気式4WDシステム)を設定しており、価格(消費税込)は198万円~259万8000円。

「この内容でこの価格はさらに驚き」

そんな新型アクアについて、今回は主に価格面についてSNS上でどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。

まず見受けられたのは、

「ハイブリッドでしかもトヨタでこの価格は安い」

「最上級グレード260万円は、何だか安く感じてきた」

「廉価グレードとはいえ200万円切りはすごい」

といった声。一部では

「初乗り価格が220~300万円付近か。アクアも高くなった」

「アクアが高くなったのか、日本の所得が低いのか」

などの声も見受けらられたものの、

「デザインはキープコンセプトと言われるが、中身は超絶進化。この内容でこの価格はさらに驚き」

「バッテリーの進化に給電装備なども付いてこの価格は単純に安いと思う」

という様に、割合としては進化した内容のわりに価格はお買い得感があると捉える声が非常に多く見受けられた。

セカンドカーに検討する声や、やはりヤリスと比較する声

そのお買い得があるとする層では、

「セカンドカーにはもってこいな価格」「2台目の車はこれが欲しい」

「優れた燃費性能に安全増備も充実。5ナンバーサイズで維持費も安いうえに価格も割安。それで車内の使い勝手も良いとあってはセカンドカーにも良い条件だと思う」など、2台目として最適という声が多く見受けられ、セカンドカー需要も高そうな気配。このあたりは今後のセールスにも大きく関わってきそうだ。

また、それ以外にも、

「ヤリスハイブリッドに+約10万円か。今まさにリアルに検討中」

と、やはりトヨタのもう1つの代表的コンパクトカー「ヤリス」と比較する声も非常に多く挙がっている。ヤリスのハイブリッドモデルの価格(消費税込、以下同)は、199万8000円~252万2000円。

新型アクアはエントリーグレードの「B」(FF)が198万円だが、新開発のバイポーラ型ニッケル水素電池を搭載する「X」(FF)は209万円。

現在進行形で購入検討中と思われる層は、ここをベースにプラス10万円として両車を比較検討している様子。

新型アクアのセールスは、果たしてどこまで伸びるのか? 今後もまだまだ目が離せない。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

トヨタ/アクア
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新車価格:
214.6万円283.7万円
中古価格:
28.3万円328万円

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望月 達也(MOTA編集部)
筆者望月 達也(MOTA編集部)

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

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