トヨタ ランドクルーザープラドのシートアレンジに注目! じつはベースグレードが一番使いやすかった
- 筆者: MOTA編集部 木村 剛大
- カメラマン:MOTA編集部
兄貴分のランドクルーザー300が登場し、次はランドクルーザープラドのフルモデルチェンジに期待を寄せる声が大きい。だが、現行ランドクルーザープラドは依然として好調なセールスを記録している状況にある。そこで今回は現行モデルの内装、それも3列目シートの使い勝手にフォーカスして、解説する。じつは上級モデルの3列目シートは電動で収納できるのだが、意外な盲点が存在するのだった。
トヨタ ランドクルーザープラドは7人乗りモデルが圧倒的人気!
日本をはじめ大人気を博しているトヨタ ランドクルーザープラド。現行モデルは2009年のデビューと、2021年で11年目を迎えるとあってフルモデルチェンジも噂されているモデルである。だがその一方で現在もなお堅調なセールスを記録しているのだった。
ランドクルーザープラドには3列シートを備えた7人乗りモデルと5人乗りモデルをラインアップしており、都内近郊のトヨタディーラーによれば圧倒的に7人乗りモデルが支持されているという。
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3列目シートは2種類存在した! 違いは収納方式にアリ
じつはランドクルーザープラドの3列目シートは2種類存在する。どちらもシート自体は同じものの、収納方法に違いがあるのだった。ランドクルーザープラドには大きく3つのグレードが存在する。そしてどのモデルを選んでも5人乗りと7人乗りをラインアップしている。
最上級グレードのTX-Gと中級グレードTX Lパッケージの3列目シートは電動格納タイプとなっており、ラゲッジルーム内に設置されたボタンを押せば、シートを起こすのも収納するのも、電動でアレンジすることが出来る。
上級グレードの電動格納シートは確かに楽! その一方でネガティブな面も
一見すると中級グレード以上の電動格納タイプは便利そうに思える。事実、荷物を持った状態でもボタンを操作するればシートアレンジができるために、かなり楽ではある。その一方で手動タイプの方が、短時間でシートアレンジを完了できるというメリットもあるのだった。
両モデルをテストした際、筆者個人としてはベースグレードの手動タイプが好印象であった。
そもそも3列目シートの収納自体、アルファードなどのミニバンの3列目シートとは異なり、プラドのシートはコンパクトな設計となっている。そのため、手動式の場合でも片手で操作できるほど簡単なのだった。そして雨などの悪天候時など、すぐさまシートアレンジをしたい時にはやはり手動タイプの方が早いのだ。
プラドのリアゲートが横開き! 悪天候時には短時間で操作したい
ハリアーなど他のSUVはリアゲートが上に開くタイプなので、シートアレンジ時もリアゲートが屋根代わりとなって操作できるが、ランドクルーザープラドの場合横開きのために、操作する際はズブ濡れとなってしまうのだ。そのためより短時間で操作できた方がいいというワケだ。
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